当サイトが始まったのは10月上旬。サイトの投稿も継続的と言えるか怪しいものの、投稿記事は20を超えた。これも弱小サイトであるこのサイトに訪れて、拙文を読んでくれたあなたのおかげです。この場でお礼を申し上げたい。
ただ、継続すると見えてきたのは「当サイトが抱える大量の問題」である。
表示速度の調整やページのデザインなどなど…サイトの完成度が低い状況が続いている。時間を掛けて修正していきたいところだが、流石に2ヶ月が経過したので即急に手を加えたい項目がある。
それは「サイトのアイコン」である。
目次
ブログのアイコンは作っておいたほうが良いっぽい
「アイコン」とは何を意味するのか。NTTの用語説明にはこう書かれている。
パソコンやスマートフォンにおいてアプリケーションプログラムを起動したり、その存在を示すために使用されるマークのこと
つまりは「利用者にサービス・サイトの存在を示すためのものがアイコン」である。Webサイトにおける「アイコン(場合によってはロゴとも言う)」は、自分が運営するサイトの象徴のようなものであり、利用者に対して欠かせないものだ。
アイコンはブラウザ上で表示されるタブやブックマーク、スマホ上のホーム画面に置かれたショートカットといったところでアイコンが使用される。
ここからは有名サイトのアイコンを挙げていこう。
例えば動画投稿サイトの「YouTube」のアイコンは「再生マーク」だ。
次にポータルサイトの「Yahoo」のアイコンは「Y」の文字を模したもの。
通販サイトの「Amazon」のアイコンは「顧客の満足を表す笑顔」を表すもの。
確かにアイコンが有ることでサイトの内容と紐づくような印象がある。
アイコンが無い現状
当サイト「カワバタテツヒロの自己満足」では長らくアイコンが存在していない。
2024年12月13日現在、ブラウザ上に表示されるアイコンはどうなっているだろうか。
当サイトでは、サイトの作成・記事の管理が出来るプログラム「WordPress」を使用している。そのWordPressのアイコンが表示されるようになっているのだ。
一体どうして…
理由は単純だ。アイコンを作っておらず、設定していないからだ。テヘッ。
当サイトのトップページは、白と灰色を基調としている。そのため、アイコンが無いことで「何も無い」「殺風景」な雰囲気に拍車を掛けていることは否めない。
つまり、サイトに彩りが無いように感じる。
まずAIにお願いするか
よし!アイコンを作るぞ!と声高に叫んだところで、天空の城ラピュタのシータが空から降ってくるかのように、アイコンがどことなく飛んでくるわけではない。
問題はどう作るかだ。
知り合いにイラストレーターの人がいるわけでもなく、かといって自分で作り上げられるほどの制作能力は持ち合わせていない。
ちょうどこの記事を作成中にとあるサービスが無料開放された。それはSNS「X」の生成AI「Grok」だ。
GrokはTwitter/Xの投稿をリアルタイムで学習しており、質問や画像生成まで実行してくれる。以前まではGrokを使用する場合にはXのプレミアム会員になる必要があったが、突如として開放された。
XのGrokに関して、無料版は以下の条件がある。
- メッセージは2時間ごとに最大10件
- 画像生成は1日に3件まで
画像生成は3件までという厳しいルールがあるが、これを使わない手は無いはずだ!夢のアイコンはすぐそこにあると言っても過言ではない。(一部環境下では3件以上も出来るという情報もあるようで)
早速やっていこう!
1.バズりそうな似顔絵を作ってもらう
当サイトを知ってもらうためにはどうするべきか。それは「バズる」ことが重要ではないだろうか。
「バズる」とは、SNSやインターネット上で話題になり、多くの人の注目を集めることを指します
Forbes Japan「バズる」の意味とビジネス活用法を徹底解説」より引用
存在を知ってもらうという点で、ひたすらに投稿し続けるだけでは限界がある。ただ、そのバズる方法がわからない。
Xの検索で「バズる方法」と打ち込む。するとありがたい教えがワラワラと出てくる。そして、目を惹くものが。
な・・・・なんだってーー!
AIグラビアはAIを使ってグラビアアイドルの画像を生成することらしい。そして、それが簡単にバズる!と豪語している。
た、確かにエチエチな女性が旅行記事を投稿していると勘違いさせれば、バズりは間違いないのかもしれんぞ…!
早速Grokに作ってもらうしかないねぇ!
ボブヘアーは自分の好きな女性の髪型である。そして1分後。画像が表示された。画像が生成された結果はどうなっちゃうんだぁ〜
う、U、うーーん…なんか違うなぁ…確かにボブヘアーなんだけども、うーん。
Grokの想像するエロティックと私の想像するエロティックがどうも違う方向をむきあっているようで、気持ちが揺さぶられない。
残念ながら、採用なし。ということに。
2.イケメンアイコンを作ってもらう。
冷静になってみると、グラマスな女性の画像を使ったり、破廉恥な格好をしている女性の画像を用いて閲覧する人を釣り上げるような行為というのはあまりよろしくないような気がしてきた。
ならば、その逆なら良いのではないだろうか?
イケメンの画像を用いてサイトを運営すれば、「えぇ!イケメンな人がサイト運営してるの!?」と思わせて、閲覧者バク上がり!ということである。早速、Grokにお願いしよう。
イケメンで、モテそうで、かっこいいという意味が3重になりそうなお願いをぶち込んでみた。すると、画像が出てきた。
1枚目は「趣味は子育てです」と言い出しそうな人が出てきた。
2枚目は草野球なのに真面目にやりすぎて、チームで浮いてそう。
3枚目は「今の若いやつ羨ましいわぁ」とか言っちゃいそう。
4枚目は大学で日本一周を計画したけど、やめてそう。
うーん。なんだか、現実の自分と乖離しまくっている。というか、Grokの想像するイケメンは額を出すことなのだろうか。どいつもこいつもツーブロックにしやがって。
これもまた、却下。である。
3.世界に愛されるキャラクターを生成してもらう
人間がダメなら、キャラクターにしちゃえばいいじゃない。というのを思いつく。
世界に自分の名を轟かせるためにも、世界で愛されるあのコンテンツの力を借りるべきではないだろうか。
うん。危ない匂いがプンプンするぜぇ!
もう自分で作るしかないようだ
AIの発展は著しいものではある。ただ、手放しで受け入れることは非常に難しい。特に画像生成については特にグレーな点が多すぎる。
Grokは過去にTwitter/X上で投稿された画像を基に学習しており、それらが著作権侵害に該当するのでは?という問題を抱えている。
Grokに限らず同類サービスのOpenAI/Chat GPTやGoogle/Geminiもまたインターネット上に投稿されている画像を無断で用いて学習していることが指摘されていたり、それらのサービスを利用して画像を頒布するユーザーの存在もまた問題視されている。
とにかく、AIを用いたアイコン制作は未だ発展途上。つまり、自分で考えて、自分で作り上げること以外に方法はないのだ。
じゃあ、作りまーす
いや、まぁ。こうなるのは予測できていた。AIが拾い上げてきた、血涙を流して作り上げたキャラクターや誰かもわからない人の画像を利用して、サイトの発展を願うなんて最初っから無理な話。
ここからは己の制作能力だけでアイコンを作っていこう。
アイコンを作るうえでベースは「赤ベコ」を選んだ。
当サイトのプロフィール画像やXの画像は、2023年に会津にある「福満虚空蔵菩薩 霊厳山圓藏寺」で見つけた撮った写真を使用している。
赤ベコを選んだ理由は見栄えが良さそう。だからだ。
自宅にあったA4サイズのコピー用紙を用意して、机上に広げる。そして、鉛筆を握って向かい合う。
1枚目
久々に握った鉛筆は細く、心もとなく感じる。絵を描くっていつ以来なんだ。もしかして、高校生以来か…?大丈夫だろうか…下手な絵が出来たら…いや、立ち向かわなければ!これを乗り越えなくては!!!!!
うおおおおおおおおおおお!!!!!
いや、絶望的画力。そういえば、小学生の時に「クロッキー」の授業があった時は本当に嫌だったなぁ。絵が描けないのが本当に嫌だったなぁ。
・・・・・・
ここに来て、トラウマを思い出してしまう。
2枚目
いや、これは久々に絵というものに立ち向かって腕が鈍っているだけだ…まだまだここからだ!
幼稚園児のお絵かきより酷い。
どうして!こんなに!アイコンを作るだけなのに!絵力の低さを!実感しないと!ダメなの!
3枚目
あーもうダミぃだ。ダメダメ。はい。ということで、諦め。
もうこのサイトにはアイコンなんていらなーい!WordPressのアイコンと生きていくのだぁ!
ここまでは12月11日のお話。この時は、星一徹ばりに机をひっくり返さんとする勢いで鉛筆を投げ出し、「もうアイコンなんて作らないもーんだ!」と布団に潜り込んで、画力の低さに絶望した。
そこから一日経過して、12月13日。流石にアイコンはどうにかせねば。と思い始めた。次は赤ベコではなく、自分の顔をベースに作ってみるかぁ。と思い立った。
自分の顔は丸い(いや、大抵の人はそうなんだろうけど)。そして、目線を下にすることがある。いわゆる、うつむき加減。前髪はまっすぐに並ぶが、一部は必ず凹む。
それらをぶち込むとこうなった。
うん。なんか、シンプルに収まっている気がする。ということで、上の画をベースにアイコンを作っていきます。まぁ、下手であることには変わりないんだけど
なんだか、アイコン作るだけだったのに、自分の非力具合を思い知らされました。いや、参った参った隣の神社。
ということで、次回の投稿からシーズン2がスタートしまぁす。