独り身の男にはもったいない部屋だったぜ…『オリエンタルホテル広島』コンセプトルーム宿泊レビュー

独り身の男にはもったいない部屋だったぜ…『オリエンタルホテル広島』コンセプトルーム宿泊レビュー

人生で初めて訪れた広島。旅行の拠点となる今回のホテルは、「オリエンタルホテル広島」だ。今回はその宿泊レビューとなるが、20代後半男の独り身にはとてももったいないお部屋だったんだぜ…という記事をお送りしよう。

ホテルの所在地

オリエンタルホテル広島は広島駅から徒歩で約25分。広島駅からとなれば遠いものの、路面電車の広島電鉄を利用して袋町停留所か比治山下停留所からアクセスとなれば徒歩5分程度で到着する。

また、ホテルの前にはバス停もあり広島駅から直接向かうことも出来る。

ホテル周辺には百貨店を始めとする商業施設や飲み屋が集まる繁華街・八丁堀がある。

またオリエンタルホテル広島のある通りは「平和大通り」と呼ばれ、広島平和記念資料館は20分程度で向かうことも可能だ。

平和大通りにはオリエンタルホテル広島以外にも東横INNやドーミーインに三井ガーデンホテルなどが同じ通りに並んでおり、更に高級ホテルのヒルトンホテルもあるなどホテル密集地域となっている。

値段

12月14日は土曜日。クリスマス・年末シーズンではないものの、予約時のお値段は1万2000円を超えていた。

当日は広島市内で東方神起のライブが開催されていたということもあって、ホテルは軒並みお高めだったことを考慮する必要がある。

比較的安価なアパホテルや東横INNも当日は1万円〜1万5000円という値段だったので、別に抜きん出て高いわけではないのかな?という印象だ。

調べてみると平日に宿泊となれば8000円〜9000円程度、野球もサッカーもイベントも何も無いような土休日となれば1万円以下で宿泊が出来るようだ。

チェックイン

15時丁度頃にホテルに到着。オリエンタルホテル広島の姿は空に突き抜けるかのように見えて、どのホテルよりも圧巻な姿を見せてくれた。

オリエンタルホテル広島の建物
デカいねぇ。同じぐらいにデカいのは真向かいのヒルトンホテルぐらい。

入口はガラス張り、英文字で「ORIENTAL HOTEL HIROSHIMA」と書かれているので迷うことはない。と思う。

フロントに向かうと、「自動チェックイン機」が用意されていた。ホテルスタッフの方と話すことなく、タブレット端末を操作してチェックインをするもの。

自動チェックイン機を利用する条件としてクレジットカードで事前に宿泊料金を決済していることが必要で、現地支払いをする宿泊者は利用できないことが案内の看板に書かれていた。

さて、そのタブレット端末の操作。少々時間が掛かるかなぁ、という印象。

宿泊者のデータを呼び出すために名前をフルネームで打ち込む必要があったり、住所もまた全てキーボード入力。なんだか、ホテルスタッフさんに名前を伝えて紙で書いたほうが速いんじゃ…?と思うけども、まぁそういうもんだろう。と受け入れる。

部屋へ

廊下はこんな感じ。少し話がズレますけど、ホテルの廊下って怖くないっすか。なんか出てくるぞ!って感じしますよねぇ。そんなに怖くない?あっそうすか。すいません…

今回の部屋はシングルルームではなく、ダブルルームだそう。男独り身の旅でなぜダブルルームなのか、それは未だに真相が明らかになっていない。

部屋は角部屋。鍵はカードキー。扉に埋め込まれたリーダーに読み込ませるタイプだ。

扉を開けて最初の景色はこんな感じ。かなり広め。テーブルもあって、赤いソファもある。ベッドもまぁデカい。

そして入って早々に気になった大きめの窓ガラス。そこを覗き込めば、

シャワーヘッドが見える。浴室だ。

部屋から丸見えじゃん。

ふーんエッチじゃん

設備

部屋には空気清浄機が用意されていて、

空気清浄機

ジャケットや上着を収納するスペースもしっかりとある。冷蔵庫も同じ場所にある。

多分この部屋がダブルルームだからか、水は500mlが2本。電気ケトルやコップもしっかりとある。

ベッド

ダブルルームということもあって、ベッドが2つ並んでいた。いやぁ、男独り身には勿体ない。

いつか彼女を連れて来いよ!というメッセージと受け取る…うぅ…

ベッドは固めだった。いや本当、なんで良いベッドが2つも並んでるんでしょうね。

トイレとエチエチ浴室と時々独り身の僕

トイレは浴室内にあり、ウォシュレットも付いている。その横には洗面台があり、歯ブラシやボディタオルも用意されている。

さて、ここからは今回の目玉のエチエチなエチ・バスルームをご紹介しよう。

この部屋はコンセプトルーム・コーナーダブルというお部屋のようで、公式サイトには「窓側に面した明るいバスルームで非日常のステイをお愉しみください。」という表記がある。

観光・ビジネスに好立地なオリエンタルホテル広島のコンセプトルームは、開放的な客室、窓側に面した明るいバスルームで非日常のステイをお楽しみいただけます。JR広島駅…
www.oriental-hiroshima.com

確かにバスルームからは平和大通りが大きく見えて、見晴らしがとても良い。

確実にこの部屋はカップル・夫婦向け

部屋から景色も楽しめるし、シャワーを浴びているお相手も見れる。
シャワーを浴びる姿を眺めて「あ、あ、君はそこから洗うんだぁ、グフフフ….」とイチャイチャタイムにも利用できるわけだ。羨ましいったらありゃしねぇってんだ。国が悪いよ、国が。

では、この浴室を実際に使ってみたわけだが。まぁ、機能性とデザイン性は両立しないんだなぁという感想を抱いた。

この日、広島市内の気温は低めとなっていた。日中帯でも10度を下回り、陽が落ちた後は5度近くまで落ち込んだ。窓が大きく、外の景色を楽しめるのが特徴のバスルームがビックリするほど、キンキンに冷えていた。なぜそんなに冷えたのか。

理由として、窓からの冷気もさることながらタイルが石で出来ているため、バスルーム全体に冷気が溜まりやすい環境となっていた。

床も壁もタイルが石。これが結構寒いんだ。

更にシャワーの温度があまり高くならない。この部屋の問題か不明だが、温度調整を最大値にしても熱いお湯が出てこず、なかなか温まらない。

しかも、1人で訪れた自分がエチエチなバスルームでシャワーを浴びているのに、誰も見てくれる人がいない冷えた身体を温めてくれる人もいない。窓から自分を見てくれるのは開きっぱなしのMacBookだけという、心理的状況も相まって身体も心も寒いという状態に陥ってしまった。

とにかくこの浴室は、カップル・夫婦が同時に入って、温め合いっこするようなお風呂ってこった!

ケッ!やってらんねぇぜ!

それにしても景色はとても良いのは確かである。外から差し込んでくる夕陽やイルミネーションも見えたりもした。なので、独り身の自分にはとてももったいない部屋ですよ。というお話である。

『うだうだ言う暇があるなら、彼女を作れ』というご指摘もあるかもしれないが、今回は受け付ける予定は全く無いので悪しからず。悲しくなっちゃうから…

最後に

というわけで、オリエンタルホテル広島のホテルレビューをお送りした。

まぁこういう部屋には1人ではなくカップル・夫婦、更には友達で楽しむことをおすすめしたい。オリエンタルホテル広島には申し訳ないが独り身にはもったいなさすぎる。そんな部屋であった。

部屋からの景色もまた素晴らしいことは保証したい。

朝方の景色。紅葉がきれいだった。

シングルルームも普通にあり、観光地へのアクセスも近い。一人旅にも最適だろう。

今回のレビューがあなたの旅行に役立ったのであれば、これ幸い。ということだ。