昨年の10月から開始した「ドムドムハンバーガー・全国完全制覇への道」
ここ最近では奇抜なハンバーガーを世に送り出し、ハンバーガー好きの度肝を抜くことが趣味であるドムドムハンバーガー。そのドムドムハンバーガーは全国で29店舗存在することを知って「なんか全国制覇できそうじゃね？」という何の捻りもなし、安直極まりない考えでスタートさせたこの企画。
前回は千葉県千葉市が誇る都市・幕張にある「イオン海浜幕張店」へ向かい、3店舗目を制覇。
今回は4店舗目、東京都と埼玉県との境目付近にある「イオンスタイル赤羽店」へ向かった。
東京23区では貴重なドムドム
今回の目的地である「ドムドムハンバーガー イオンスタイル赤羽店」は店舗名の通りイオンスタイル赤羽の中にある。
最寄り駅はJR東日本・赤羽駅もしくは東京メトロ南北線・志茂駅だ。
東京23区内にドムドムハンバーガーは5店舗ありその内の1店舗がイオンスタイル赤羽店。更にドムドムハンバーガー イオンスタイル赤羽店は東京駅から近い距離でアクセスできるという点でとても貴重な店舗である。
一度閉店をした後に復活
ドムドムハンバーガー イオンスタイル赤羽店は2023年7月28日に開店した。全国にあるドムドムの内2025年現在全国で3番目に新しい店舗となっている。
イオンスタイル赤羽のオープン以前、同じ敷地にあった「イオン赤羽北本」で「ドムドムハンバーガーイオン赤羽北本通り店」が1998年から営業していた。しかし、イオンの建て替えによって「北本通り店」は2020年に閉店。
再出店の声が地元から多く寄せられたようで、建て替え後にオープンしたイオンスタイル赤羽の中に再出店。という経緯がある。
更に深堀りすると、「イオン赤羽北本」の以前は「ダイエー赤羽北本通り店」として営業しており、ダイエーとの繋がりがあるドムドムが同じ地で長らく店舗を構えているのも納得できる。
ちなみに、赤羽駅近くには「ダイエー赤羽スズラン通り店」が出店している。
イオンスタイル赤羽へ
赤羽駅から歩いて約20分。駅前の雑踏を抜けていくと静かな住宅地の中へ。更に進んでいくと団地が立ち並ぶ通りの中へと入っていく。
すると、通りの向こうには空へ突き抜けんばかりに伸びる大きな煙突が見えてきた。その煙突は「北清掃工場」つまりはゴミ処理場の煙突だった。現在、清掃工場は建て替え工事中で2029年に新たな清掃工場が竣工する予定だそうだ。
その工事中の真横。そこにイオンスタイル赤羽がある。
イオンスタイル赤羽の壁に掲げられている看板に注目する。各店舗のマークが掲げられていて、例外なく「ドムドムハンバーガー」のマークもあった。
そして、1階部分を歩いていくと「ドムドムハンバーガー」の入口がお目見えする。これまで訪れてきたドムドムハンバーガーの中でもかなり目立つ入口だ。
買う
ドムドムハンバーガー イオンスタイル赤羽店のメニュー表はこちら。
訪れてきた店舗と値段や発売商品に変更点はない。ただし、ドムドムハンバーガーではドコモのポイントサービス「dポイント」を利用できるがイオンスタイル赤羽店ではdポイント非対応店舗となっている。そこは要注意だ。
ここはドムドムの聖地
イオンスタイル赤羽店はこれまで訪れてきた店舗より特徴満載の店舗となっている。ここはドムドムハンバーガーの聖地と言っても過言ではない。
1つ目に営業時間。他の店舗と異なり比較的長い。朝の9時（10時まではドリンクとグッズのみの発売）から夜の21時をラストオーダーに22時まで営業する。前回訪れたイオン海浜幕張店よりも1時間長く、全国のドムドムで一番遅くまで営業している店舗だ。
2つ目は内装。店内はドムドムカラー全振り。四方全てがドムドムに囲まれているという状態だ。
3つ目はドムドムハンバーガーグッズの取り扱い。ハンバーガーの注文と同じレジでグッズを購入することも可能だ。
ドムドムハンバーガーのロゴマークである「どむぞう」のぬいぐるみまで売ってある。特に「大」サイズだと7000円近くで発売中だ。
「どむぞう」以外にもキャラクターがいることをここで知った。まだまだ、ドムドムハンバーガーの奥は深いようだ。
まいたけバーガー
さて、今回頂くハンバーガーは「まいたけバーガー」である。正式名称は「今夜はまいたけバーガー」
2024年12月20日から期間限定で発売されている商品で、てりやきバーガーの間に雪国まいたけが200グラムぶち込まれているという、ハンバーガーの常識をぶち壊すとんでもないハンバーガー。今回はそれを頂くことにした。
レジで「素揚げにお時間が掛かりますがよろしいですか」と言われ、もちろん承諾する。そして、いつもの呼び出しベルを貰って座席に座る。
イオンスタイル赤羽店の座席は52席。椅子はドムドムカラーである赤、テーブルにもドムドムのマークがあしらわれている。
座った席から振り返ってみれば壁一面にドムドムのマークがびっしりと並ぶ。更に上を見ればまた「DOM」の文字。一生分のドムドムを接種できそうな勢いだ。
およそ5分ほどして呼び出しベルが元気よく鳴り出した。いよいよ「まいたけバーガー」とのご対面だ。
食べる
まいたけバーガーを受け取った時、自分の鼻腔にスッと舞茸の匂いが入り込んだ。脳が一気に「舞茸の匂いがスルッ！」とビックリするほど舞茸の香ばしい香りが広がった。
これまで食べてきたバーガー類と異なり、紙で包めていない。まだ広がろうかと言わんばかりに舞茸がバンズの間で大きく舞い踊っている。
持ってみると、かなり重たい。パティ大量系のハンバーガーは何度も食べてきた。しかし、パティが1枚しかないのにそれと肩を並べるほどにずっしりと重たい。手のひらに置けば重力を認識するほど重さを感じ取る。そりゃそうだ。舞茸だけで200グラムあるのだから。
舞茸の香りが口元に近づけると一気に強まる。その匂いの向こうにはてりやきの匂いも。一気にかぶりついた。
正直なところ、ハンバーガーと舞茸は合うのだろうか？と疑問があった。
まず食感だ。舞茸のコリコリとした食感はどうなるか。かぶりついた瞬間にハンバーガーらしからぬ硬い食感が一気にした。きのこ特有の噛み応えをハンバーガーという食べ物で味わう。ただ、その中にパティの柔らかさが混ざり込んで、と何とも不思議な体験をした。
次に匂い。きのこが持ち合わせる匂いがどう作用するか。この匂いを見事にてりやきソースがカバーしている。更にマヨネーズが程よい酸味を生み出していて、味に奥深さを作り出している。
舞茸200グラムという数字は伊達ではなく、食感も合わさって非常にボリューミー。食べ終わったと同時にお腹が満たされた感じがした。
ドムドムハンバーガーの公式サイトにはこんな風に書かれている。
※今夜はお寿司だ！今夜は焼肉だ！と楽しみになるくらいの「ごちそう」のイメージから「今夜は まいたけバーガー」と名付けました。もちろんお昼に食べていただいてもOKです。
ドムドムハンバーガー・公式サイトより引用
想像を超えるボリューミーと深みのある味。お値段は単品で890円、セットで1320円とドムドムの商品としては高めではある。ただ、期待以上の商品だ。ぜひ皆さんに食べていただきたい一品だ。
ガチャガチャ
まいたけバーガーを完食後、店舗を出るとガチャガチャがあることに気付いた。
ガチャガチャは全てドムドムグッズ。ぬいぐるみマスコットが2種類に赤羽限定のグッズ1種類が設置されていた。
限定という言葉に弱い私なので、今回は赤羽限定にチャレンジしてみることに。缶バッジやアクリルキーホルダーにステッカーとある中でトートバッグが大きく表示されていた。
お値段は500円。やるなら、トートバッグが欲しい…躊躇わず100円玉5枚を投入した。そして、ガチャガチャと回す。コロンと一個出てきた。
うわー！！！！！トートバッグッぅ！！！！
欲しい物が本当に手に入っちゃうと上手く表現できない。ドムドム完全制覇まで大切に使っていこう。
ドムドムに興味をもったあなたも、無いあなたもガチャガチャにチャレンジしてみては？
4店舗目終了
というわけで、『ドムドムハンバーガー・全国完全制覇への道』の4店舗目「イオンスタイル赤羽店」のご紹介だった。
訪れた際、自分以外にもう一人の男性がいた。その男性は注文したハンバーガーを何枚もパシャパシャと撮影していたり、グッズも購入したりとドムドムに強い興味があるようだった。
「そうか、あなたもドムドムの魅力に惹かれた人なのね・・・」とどこか親近感を感じずにはいられなかった。
ドムドムハンバーガー 全国完全制覇への道！
4店舗目・イオンスタイル赤羽店を制覇！
残すは25店舗！
つづく！！！！
＊店内を撮影する際に店員さんから許可を頂きました。急な申し出にもご対応いただきありがとうございました