平野綾のライブに3回行ってきたんですけども

平野綾のライブに3回行ってきたんですけども

2025年5月26日

今回は4月27日の東京・KANDA SQUARE HALLで開催されたライブを皮切りに、全国8箇所で開催された平野綾さんの全国ライブツアー【AYA HIRANO LIVE TOUR 2025 -evolutions-】に参加してきました。

昨年に続いて開催された全国ツアー。こりゃ行くしかねぇよなぁ!とやる気になって挑みました。

8公演の中でも東京・宇都宮・大阪の3公演に参加してきましたので、今回は感想文といいましょうか、旅行記といいましょうか、ライブに行ったことで生まれた高揚感のみで構成された文章をお届けしたいと思います。

まずは各公演で感じたところを並べていきましょう。

東京公演

東京公演は東京・神田にありますKANDA SQUARE HALLでの開催。

昨年2・3月に開催された全国ツアーでは東京の追加公演で開催されたホールです。

昨年の公演には私用があり参加できませんでしたが、念願叶ってKANDA SQUARE HALLに到着することが出来ました。周辺ではシゴデキそう男女グループが飲み会をしていたので、なんだか肩身が狭めぇなぁ!と思ったのを覚えています。

シゴデキ集団の横をすり抜けて見上げるビルは高かったぜ・・・

今回のライブではグッズの発売があり、様々な種類のグッズが展開されました。その中でも今回はタオルとアクリルスタンドがほしい!と強く思っておりました。

物販に関してアプリ上で決済・予約ができるというEvent Orderというサービスが導入されました。

株式会社ALBAのプレスリリース(2021年1月12日 10時00分)ライブ・イベント会場に新たな風が芽吹く。非接触型イベント物販アプリ「Event Order…
prtimes.jp

これを使えば物販時間を気にせずにライブへ集中できるということで、個人的にはありがたいなぁ!と感じたわけです。

しかし、そんなヤワな考えを抱いていた自分でしたが戦場がオンラインに移ったことを私は理解しておりませんでした。なんとEvent Orderで予約できるアクリルスタンドがライブ開催2週間近く前で「0」になっていたのです。

「みんなどんだけアクスタ欲しいんだよ・・・!」と眼の前の結果と皆さんの熱量に気圧されました。ということでKANDA SQUARE HALLにアクリルスタンドを求めにシゴデキ集団の飲み会の横をスルスルッと抜けて会場内に進入。

今回のアクリルスタンドは4種類。そのうち1つがシークレットという物欲も駆られるぞ!という展開。

グッズ売り場へ進入し、「アクリルスタンドを4つお願いします」とスタッフさんに伝えますと、少し困り顔に。ど、どうした・・・?と思っていると

「アクリルスタンド残り1個なんです・・・」

ナヌっ!?

物販で伺った時刻は14時30分頃、「このぐらいなら売り切れもねぇだろう〜」と余裕しゃくしゃく状態で行きましたが、出遅れも出遅れ。なんとか1個を確保という始末。自分は戦場に飛び込みにいくんだ!という思いが足りなかったようです。修行を重ねなくてはいけません。

肝心のライブでは人生で初めて最前列に陣取ることが出来ました。

何度かライブに参加してきた自分としては「その場にいるだけで十分」という思いがありました。ライブに行けること、同じ空間で楽しみを共有できる嬉しさと。

ただ、遮るものがない状態で見れるライブというのは何にも代えがたいものでした。ギターの動き、キーボードに向ける真剣な眼差し、ドラムへの機微な力加減、そして平野さんの煌々とした姿。

いやぁ・・・よかったすねぇ・・・ライブって良いっすねぇ・・・

平野さんのライブでは恒例となっております撮影OK時間でも「最前列のチャンスは逃すまい!」と思い、みんながスマホで動画を撮影している最中で写真撮影に興じることにしました。

私が所有しておりますiPhone 15 Proのカメラモードを高画質で撮影可能な「RAW撮影モード」に切り替えて挑みました

 iPhone 12 Proの「Apple ProRAW」での撮影にハマってます。
k-tai.watch.impress.co.jp

一瞬たりとも素晴らしい瞬間を逃してはならぬ!と戦場カメラマンないしスポーツカメラマン如く、そんな思い。まぁ、そんな思いを抱いてライブに挑んでいるのは自分だけだと思います。

この時に撮影した枚数は45枚。撮りすぎました。その中でも綺麗に撮れたのが、これ。

帰りの電車でカメラロールを見た時に「うわぁあああああぁぁぁああぁあ、良いの撮れておるっ!」と興奮を眉間に押し込めて、電車内でのたうち回りたくなる思いを殺して、その写真を眺めていました。

宇都宮公演

もし自分がアラブのお金持ちだったなら躊躇いもなく福岡・広島公演に参加していたのですが、どうやら自分はアラブのお金持ちではないようで、悲しかな今回は参加することは願いませんでした。

そんな悔しさと「なんで自分は金持ちじゃねぇんだ・・・?」と自問自答を重ね東京公演から2週間が経過。

次なる公演は「宇都宮」、場所は宇都宮のHEAVEN’S ROCK 宇都宮 VJ-2へ。宇都宮駅近くにあります「田川」で写真を撮ったりと過ごして、東武宇都宮駅へ。

ライブ前なのに川沿いを歩いて散歩するという優雅?な時間

なんだか楽しみにしすぎたのでしょうかね、ライブ開場30分前に到着してしまいまして、馬鹿みたいに速く来すぎてしまいました。スタッフさんも「なんかもういるぞ・・・!」と思ったことでしょう。

ほぼ東武宇都宮駅の真横。人がいない中で撮った写真。

HEAVEN’S ROCK 宇都宮 VJ-2のキャパ(収容人数)は300人ほどらしく、東京公演とは比べ物にならないぐらいに狭く且つステージには手を伸ばせば触れることが出来そうなぐらいに近いという会場でした。

そんな特徴を持った会場だったので、まぁ熱いんですねぇ。みんなで押しくら饅頭してんのかってぐらいに熱く、交換した水も早々に半分飲んでしまうという始末でした。

しかし、狭いからこそ一体感も生まれるものです。東京公演とはまた違う指向のライブでした。会場内にいるファンの動きや掛け声もなんかライブを作るという一体感があって個人的には参加した3公演中1番に楽しいライブでした。ただ、まぁ、喧嘩だけはしないでほしかったなぁ・・・というのが率直な感想です。

さてこの公演でも撮影OK時間があったわけで、東京公演と変わらず写真撮影に集中したんですけども、

70枚も撮ってました。たった数分という時間。東京公演から微増。そんなに撮るかね・・・と自分で自分に引いてしまいました。

ちなみに、ライブ中に平野さんがステージ中央から身を乗り出すという場面があったんです。みんな手を伸ばして支えようしているので、自分もその状況にあやかり「これは触れられるかも・・・!」と手を伸ばしたんです。

ピトッと触れた指の先、カチッと硬い感触。「平野さん筋トレをしてるって聞いたことあるけど、最早プラスチックみたいな腕になってるぞ!」とびっくりしたんですが、指先を見てみると隣にいた男性の持っていたペンライトだったんですねぇ。

大阪公演

仕事という忌まわしきもののせいで名古屋公演はスルー。東京・宇都宮と関東圏で過ごしてきたライブを関西でも楽しむことに。

当日は蒸し暑さが広がった大阪・梅田。少し汗ばむ天候の中、梅田クラブクアトロへ。今回始めてやってきたんですけども、入口付近には開場残り20分少々というところ。誰もいない。はてさて、どうしたものか。

と思いつつ、近くにいた精悍な顔つきの男性スタッフさんに「ライブの整列場所ってどこですか?」と聞くと、

「階段で10階の方へ行ってもらって」

何言ってんだ・・・?狼狽えつつも階段へ。確かにみんな並んでいました。

Googleマップを見ると「10階に会場がある」と書いてるんですよねぇ。ライブ前に10階まで登る。平野さんのライブはジャンプしたりする場面があったりと体を極限にまで持っていくような展開が多いので、まさか太ももをここで限界まで持っていくとは。まるで修行のような気分でした。

会場内もまた人が多く、熱気もありました。

昨年の大阪公演に参加した時にも思ったのですが、関東といい意味で違うのは参加する人たちにアクティブさを感じるというところでしょうか。これは関西という文化圏の違いなのでしょうかね。前のめりといいましょうか、前に前に推し進める感じ。些細な違いなのもかもしれませんが、そんな部分を感じ取れるのも全国各地を周るツアーの醍醐味でもあります。

さてさて、撮影OK時間ですけども、

いやぁ、憧れの人の笑顔っちゅうのは良いもんですねぇ

中学2年の時に週刊少年サンデーの表紙に載っていたのを目撃してから追い続けている自分ですが、当時の自分に写真を見せたらどう思うでしょうかねぇ。ライブに3回も行くほどの熱量に苦笑いかなぁ・・・

ちなみに撮影枚数は124枚でした。

撮影中に撮りすぎてiPhoneが一瞬フリーズしかけたんですね。そりゃそうだ。100枚も超えてんだからiPhoneだって処理に困りますわ。

ライブは楽しいっすねぇ

今回のライブでは始まった瞬間に「Super Driver」が来てうおおおおおぉぉおっおお!と思い、「ヨロコビの歌」でここで来るかぁ!と思い、「RIOT GIRL」で滅茶苦茶に飛び跳ねて。スタートから大変お疲れな展開でございました。

また、「Kiss❤me」「Sing a Song!」「MonStAR」「冒険でしょでしょ?」とライブではお馴染みの楽曲が続く中、ハルヒのENOZそして平野綾楽曲としての新曲「evolutions」、この2曲を聞けたことが今回のライブのハイライト。

自分が中高生の時に開催されていたライブというのはとても遠い場所での出来事のように捉えていて、リアルタイムで活動を追いかけることは殆ど出来ませんでした。

ただ、自分も大人になり、歌手活動や舞台活動を追いかけられるようになった今。ここで新曲を本人のパフォーマンスでダイレクトに受け止められたのは、いやぁ語彙力がないのでもっと良い言い方が思いつけば良いのですが本当に素晴らしい出来事でした。新たに活発的に再開された歌手活動をこれからも追いかけられるように、自分も地道に生活していきたいなぁと思う次第です。

さてさてさて、5月24日の北海道公演を終えてツアーの全日程が終了。TwitterないしXを覗き見れば全公演に行った人もいるようで、いやいや強者はゴロゴロといるんだなぁと関心というか畏怖の念を抱くばかりです。

アジアツアーや沖縄での追加公演もあるそうなので、なぜ自分は金持ちじゃねぇんだ!と自責の念を抱きつつ、これからの新情報に期待しつつ今回のライブのまとめを終えたいと思います。

2025年4月27日(日)から5月24日(土)まで全国8ヶ所で開催された「AYA HIRANO LIVE TOUR 2025」のセットリストとプレイリストを公開…
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