好き放題に行きたい所に行って、また電車に乗って。そして次の行きたい所へ行って。これを繰り返して気づけば東京から名古屋へ到着。
今日のお宿は、
アパぁっ!
の女性の音声と独特なCMでおなじみの全国展開されているホテルチェーン・アパホテルに一泊することに。
シングルベッドの禁煙室。清潔感があって、非常に快適。
なんだが、とある異変に気付いた。なんかこの部屋・・・コンセント多くないか?ということに・・・
目次
名古屋駅からちょっとで到着
JR東海の乗り放題切符を手に入れてから、
東田子の浦・由比・名古屋港と行きたい所に行きまくった。
そして気づけばというもの日曜日の夜10時が目前という始末。流石にシャワーを浴びてゆっくりしたいところだ。
今回のお宿は「アパホテル名古屋駅前北」だ。
名古屋駅前にはアパホテルが3軒集中している中の1つだ。名古屋駅の太閤通口(東海道新幹線改札寄り)から歩いて5分程度で到着する。非常に便利な立地である。
また当ホテルは2020年に開業したそうで、比較的新しい部類にある。ホテル内には大浴場やレストランも用意されている。
部屋
では実際に部屋を見ていこう。今回の部屋はシングルの禁煙だ。部屋の中央にはドンッと白いシーツと白い掛け布団のベッド。

ちなみにアパホテルのベッドはオリジナル製品で「クラウドフィット」と呼ばれるそうな。
更には枕もオリジナル製品で何種類かあるそうだ。枕に関してはアパホテルのヤフーショッピングで取り扱っており2025年8月現在では13200円で購入することができる。
部屋には大きな鏡に電気ケトル、

清潔感のあるユニットバスもしっかり用意されている。大浴場もあるので、ユニットバスを使わないという選択肢もある。

またベッドの足先にある壁には大きなテレビ。東芝製のテレビで設定をすれば自分が使っているスマホ・タブレットをWi-Fi経由で接続し、ミラーリングすることもできる。

そして、アパホテルといえば書籍たち。アパホテルは全国にあり、全国のどの部屋にも設置されているそうだが・・・一度も読んだことはない。

ちなみにアパホテルではビデオオンデマンドサービスが無料で視聴できるが、Netflixのオリジナルコンテンツ同様にアパホテルの書籍に関するオリジナルコンテンツが用意されている。気になる方はお時間を作ってご覧になってみてほしい。私ですか・・・?まあ良いじゃないですか・・・
なんか色々とコンセントがある
アパホテルに到着して、大浴場へ。汗を流し、一息つくと気づけば日付を超えていて、日曜夜特有のスポーツニュースばかりの時間にどこか辟易としてベッドへ潜り込む。
ベッドの横にはエアコン・照明のコントロールパネルが用意されており、そこにはコンセントが2口。加えてUSB-Aタイプが1口が設置されている。

何気なしにこのコンセントに充電器を差し込み、自分が使っているiPhone 15 Proを充電する。そしてそのまま眠りにつく。この時点では何らおかしい話ではない。
翌日。大変快適な睡眠を得た。次なる行動をするべく机にMacBookを置き、色々と作業していると充電が10%を下回った。
流石に充電するか・・・と思いコンセントを探す。すると鏡の下部分に、

ご覧の通り、コンセントの差込口が1口。この時、見慣れないコンセントを見つけた。画像の奥に位置するコンセント。様々な形をした穴が。
ユニバーサルコンセント
日本ではコンセントのタイプは「平たい板状のものが平行に2つ」ついているものが主流。これはAタイプと呼ばれアメリカを始めとする北米を中心に使用されている。
海外に目を向けるとコンセントのタイプは様々だ。円柱状のBタイプ、ヨーロッパでは主流のSEタイプ、オーストラリアで使用されるOタイプなどなど多種多様だ。
海外からやってくるインバウンド客は粗方コンセントの変換プラグを用意してはいるとは思うが、中には変換プラグの個数が足りない、使えない場合も想定される。
そういう旅行客に向けて様々なタイプのコンセントに対応するユニバーサルコンセントが有名ホテルを中心に設置され始めている。
それもあってアパホテルも流れに乗るような形でアパホテル全室でユニバーサルコンセントを設置しているそうだ。
足元にもどこにでもある
へぇそんなコンセントあるんだなぁ。と勉強になった。と頷きながらも、ふと思うことが。
「部屋の中にコンセント4つって多くね・・・?」
と思ったのだ。
机に1つはまぁ必要だ。パソコン・スマホの充電に使いたいし、ドライヤーを使いたい人だっている。また枕元にも2つ。まぁ睡眠中に充電をしたいのも理解はできる。もう1つは・・・思いつかない。
更にはユニバーサルコンセントやUSBポートも用意されている。電源は事実上5つ。そんなに必要かね・・・?と思ったのだ。
まぁ電子端末が増えている今、電源は必要だし、モバイルバッテリーのような外部電源への充電も必要だもんな・・・と椅子に座り考えていると足元に白いものが見えた。


コンセントである。
えぇ・・・ここにも・・・?このコンセントの存在意義ってなんだ・・・?
ただ、聡明な私はピコーンと閃いた。
掃除機とかで使うんだ!
そうだ!そうに違いない!下にあれば差し込みやすいし、宿泊するお客さんのコンセントをもし万が一壊したりしたら大変だ。だから下にあるに違いない!
いやいやアパホテルはすごいなぁ!と思っていると、逆側に、

コンセントである。
これは・・・・・・・何のために?
聡明な私は聡明であるが故にわからなくなってしまった。まるで選択問題が3問連続で「ア」「ア」「ア」が続いたような気分だった。
私は思わず退きそうになった。この部屋、コンセント多すぎる・・・!コンセントしかない。この空間はコンセントが支配しているッ・・・!
私は聡明だから。そう思った。しかし、聡明だから気付いちゃった。もしや・・・!と思い、ユニットバスへ。


あぁっあっぁ・・・!抜かりがねぇ!
アパホテルの設備一覧を見てみる。
まるで御札が貼られまくっているヤバみたっぷりな心霊スポットみたいな感じになってしまったが、アパホテルの設備一覧を見てみると、

ご覧の通りコンセント・充電設備の充実さを売りにしているようだ。
前述のようにスマホ・ノートパソコン・タブレットの普及のほか、カメラ・シェーバー・モバイルバッテリーのバッテリー充電も必要になってきた。
とにかくコンセントが必要だ!というお客さんへ対応するべき時代になってきているということだ。
アパホテルの部屋にはどこにでもコンセントがいますよ・・・
いやいやしかし、ここまであるとはアパホテルには脱帽である。コンセントは無いよりあった方が良いに越したことはない。
実際にスマホ・パソコン・ミラーレスカメラの充電に加えて、モバイルバッテリーの充電もさせってもらった。電源に関しては必要十分なお部屋であった。
さて、東京へ買える身支度をしよう。個人的にベッドに忘れ物が無いかだけ気になってしまう。枕元や掛け布団の合間とかに無いか、1つ1つ見ていかないと気がすまないのだ。

枕をガバッと動かした。すると、視野に黒いのが入った。

きゃああゝあゝあゝあゝ!
枕元左右にコンセントぉぉぉっ!!!!
こ、この部屋はコンセントに囲まれている・・・
