今回の記事は直接的な表現は避けておりますが、取り扱っている内容として成年向けとなっておりますので、まぁいないだろうけども18歳未満のお子様がいらっしゃる方は当記事の取り扱いには十分ご注意ください。
誕生日にもらっただ
2025年10月。自分はいよいよ20代最終コーナーへ突入してしまった。来年になれば30代へ突入してしまうのだから、人生というのは、時間というのは醜くなんて脆いものなんだと実感している次第である。
はてさて、そんな誕生日。ご覧になっている普通の人ならば「お祝い」という言葉を傍受出来るはずだ。
お誕生日おめでとうございます。お誕生日おめでとう!そんな陳腐な言葉を皆さんはご友人・ご家族からいただくことだろう。
例外無く私も誕生日のお祝いをいただいた。ただ、私の場合はあなたと違ってレベルが違う。ふふっ・・・メッセージが大量にやってきたのだ。しかも大企業からだ。
恐れ慄くがいい!私の繋がりをっ!


ピザハットにドミノ・ピザとピザを取り扱う企業から嬉しい誕生日メッセージをいただいた。更に更に、

PayPay銀行や

JALからも来ちゃった(ノω・)テヘ
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生身の人間からのは1つもない!
悲しいものである。友人に「自分、誕生日なんですよ」と言うと「あっそ」と失笑をブチかまされたり、家族からは「ごめん、仕事で誕生日の連絡するの忘れてた」と資本主義の恐ろしさを感じたりと散々であった。
特に自分には彼女がいないので、おめでとう!チュッ!的なこともない。日本政府から支給されるような雰囲気も無いので、国会議事堂前に行ったろうかな。的なマインドにもなっている。
そんな自分を見かねたのだろうか。会社の先輩が職場内で自分に紙袋をスッと差し出してきて、「誕生日おめでとう」と言ってくれた。
シンプルなものをいただいた。「あっどうもありがとうございます!」とシンプルに嬉しくなった。
「プレゼント入ってるから、後で見てね」
体に染みる優しさである。「わざわざ、ありがとうございます!」と嬉しさのあまり声のボリュームが上がってしまいそうになる。
頂いた紙袋の中身を見てみた。中にはクッキーが入っていた。少しお高めのクッキーらしい。これまた嬉しいものだ。
そしてもう1つ。これは黒いビニール袋に包まれていた。外からの光を一切通さず、外側からじゃ中身を窺うことはできない。その物体を掴んでみると結構な硬さがあった。
「これ、なんですか?」と聞いてみると、
「リラックス用品」
と相手は答えた。
リラックス用品・・・
「ドンキで買ったんだけど」
ドンキで買った・・・
私はその場で開封すること無く「ありがたく頂きます・・・」と名探偵コナンだったら中に爆弾物入ってんだろ。と疑い深くなるような紙袋をもって、自宅へ帰還した。
そして、自宅へ帰って問題の黒いビニール袋を開封。中身はというと

ORIGINAL VACUUM CUP SOFT(大山のぶ代さん時代のドラえもんの声でお願いします)
てか、高いな!
当サイトでは基本的に真面目記事をご紹介してきた自負がある。世間の皆さんに日本のコスプレとはどこまで進化しているのか?という点で記事をお送りしたり、
最新の芸術作品や
地方におけるセイ産業はどうなっているのか?というところもご紹介してきた。
ただ、今回は申し訳ないが当サイトで始めてとなるアダルティなコンテンツを取り扱いと思う。
このブツは所謂、特に男性が自分への慰め的なモノに使うわけである。
申し訳ないがこれ以上直接的な表現を使うことは避けたい。理由は直接的な表現を使うと当サイトで数少ない収入源であるGoogleアドセンス(広告)がGoogle大先生によって剥奪・失効になってしまうかもしれないからだ。Google大先生はアダルティな表現が嫌いなのだ。数少ないお金を1度のミスで失くすなんてありえない・・・
現代の足かせともとれる広告に私もがんじがらめになっていることはご承知おきたい。
でもね、当サイトでもたまーに「いやこれエロマンガだろ!」という広告が出る時あるんですよね〜どうなってんだGoogle
ただ、今回はこのおもちゃというかブツを使ってみた!という頭イカれポンチ的な記事ではない。
私は頂いたこのブツを見て、とある部分に注目した。それはブツの上部に貼り付けられていた「値段」である。実際にご覧いただきたいのだが、

お値段が「980円」である。
高くね・・・?
この製品はそういう慰め的な行為が出来るが、「繰り返し」使うことができないのである。構造上は取り出したりすることができるそうなのだが、衛生面で繰り返し使うことは控えるように。と公式が発表するほどである。
1回だけに980円・・・なんだかお高いな・・・と思わざるを得ない。980円手元にあったら何できんすかね?と思ってしまった。
食事に関してみれば、吉野家の牛丼を超特盛りにしても980円には届かない。

鉄道だとどうだろうか?東京から横浜まで片道だと490円。往復であれば980円となる。

そう考えると・・・そういう商品だと思うと高くない?と思ってしまうのだ。
これもそれも物価高によるものであって
980円。そういう商品はそういう値段なのね。と飲み込みそうになったが、Amazonだともう少し安いんじゃねぇのかな、と思いたって調べてみることにした。

Amazonで見てみると818円。比べたら安いが、それでも800円はする。この製品のオリジナル版を見てみると、これまた700円ほど。お昼の食費代ぐらいにはなってきた。

それにしても発売当初からこのぐらいの値段だったのだろうか?Chromeのアドオン機能にKeepaというのがある。
Amazonで販売されている商品の価格変動を自動で追跡・可視化するツールであり、発売当初の値段やセール時の値段などを全て見ることができる。なので、先週までは1万円だったけど、セールとなったら便乗値上げされていた!ということも丸わかりになる。
ではそのツールを使って実際の値段を見てみよう。今回は過去のデータが閲覧できた赤いオリジナル版の値段を見ていこう。

オリジナル版は現在リニューアルされた「新バージョン」と以前に発売されていた「旧バージョン」と違いがあり、新バージョンは中身が少し変わったらしい。まずは新バージョンのデータを見てみよう。
ここ3ヶ月は値段の上がり下がりは基本的に無いようだ。閲覧できる期間を更に1年に伸ばしてみる。

途中で異様な上がり幅がある以外はあまり値段に違いはない。2021年ごろだと825円ほど。まぁ今と変わらない。
ただこれが旧バージョンだと状況が異なる。発売が停止されたであろう2020年8月近くでは714円という値段だったのに対して、

2012年頃には470円という値段が表示されたのだ。バージョンは異なるが現在の値段とは約1.7倍も異なる。
値上げの波は恐ろしい
大人のおもちゃと言えど、生活に身近な性的な行為を手助けしてくれる製品でもある。そんな製品群にも値上げの波がやってきていることの証でもある。
今回取り上げた製品の他に様々な種類を取り扱っているわけだが、これらもまた2024年ごろには値上げが行われていて、
一部の製品については800円近い値上げも行われている。
今回閲覧したデータではリニューアル時には値下げを行った、というニュースリリースも存在していた。

ただ、その値下げが可能となった素材もゆっくりと値上がっていき、安く取り扱うAmazonですらカバーできないことになったというわけだ。
これらの製品にはシリコンやゴムのような動きを見せるプラスチック(熱可塑性エラストマー)が使われているという。製品の根幹を担う部分がここ最近の物価高・原価価格の改定によって調達する時点で大幅に値上げされているという事実が存在する。
最近はお菓子の値段を上げることが出来ず、袋の中身がスカスカになるほどに商品の容量を減らす。という企業もあるほど、様々な分野で原価価格の調整や物流の難しさも相まって商品の値上げが行われ、それらは当然の世の中になってきた。
そんな値上げの波がなんともまぁ大人のおもちゃにまで轟いているとは。些か驚きではある。
なんか、もったいねぇというか
値上げをしていると考えると「気楽に使うものじゃないんじゃ・・・」という感じ。
プレゼントを頂いたことは大変うれしいが、この製品をずっと家に置いとくのも何だし、だけど友人に譲るというのも癪である。
食品類だけだと思っていた値上げ・物価高の波を真正面から受け止めるとは。エロいことぐらい何も考えないでいたいけど、難しい世の中になっちまったんだなぁ・・・と受け止める。
