稚内にやってきて、今回泊まるのは一部から根強い人気のあるホテルチェーン「ドーミーイン」である。
ちなみに人生で初めてのドーミーインである。めっさ楽しみにしていたのでアール。
自分、初めてなんです。ドーミーイン
稚内駅に到着。函館から稚内まで10時間も移動し続けた。いやいや大変・・・という言葉では片付けられないほど大変だった。
さぁ今回のホテルはドーミーインである。場所は稚内駅から歩いて5分ぐらいのところにある。
近くに行くとご覧の通り、立派な看板と空まで伸びようかという建物が現れる。ここが「ドーミーイン 稚内」である。

日本国内には星の数ほどにホテルが点在していて、更には全国に出店するチェーン店もあったりする。ドーミーインもホテルチェーンであり、ここ稚内から南は九州・鹿児島、更には韓国のソウルにもドーミーインがある。
有名なドーミーインだが、自分は一度も泊まったことはない。この前日にはドーミーインのリゾートホテル版「ラビスタ函館ベイ」というホテルに泊まったことがあるが、大本のドーミーインはノータッチだ。
そんなドーミーインは一部の旅行者から非常に人気がある。内容としては施設の充実さ、軽食が用意されている、朝食の豊富さなどなどがあるらしい。ふぅん・・・
ホントかよぉ〜
ドーミーインはホテルのカテゴリーとして「ビジネスホテル」に属する。ビジネスホテルと言えば、部屋全体にベッドが置かれていて、小さなテーブルに小さなテレビ、そしてユニットバスで・・・というようなイメージだ。
他のビジネスホテルと一緒だろぉ〜
そんなビジネスホテルに泊まりてぇ!となるポイントが随所にあるということなんだが、なぜ泊まりたい!と思わせるのだろうか?
今回はなぜドーミーインは人気なんだい?というところを中心にレビューしていこう。
チェックインと値段
自動ドアで中に入ると、マイナス5度という極寒となっていた稚内と異なってまるでここは天国か!と思わせるほどに温かい空気が広がっていた。

チェックインであることをスタッフさんに伝えると、大型タッチパネルディスプレイに案内されて、名前などを入力するようにお願いされた。ここの流れはここ最近のホテルではもう見慣れた景色でもある。またラビスタ函館ベイでも同様の端末が使われていたので、ドーミーイン全体で使用されているのがわかる。
ドーミーイン稚内を予約したのは2025年10月。この時点では朝食付きプランで11000円ほどだった。その後、周辺のホテルでは朝食付きプランで8000円という状態になっていたが、ドーミーインだけは11000円のままだった。
ただ朝食のない「素泊まりプラン」であれば9000円程度に。ここ最近は隣国の観光客の皆さんが自粛している(国にさせられている)という点も値段変遷に大きく影響していると思われる。
個人的にはドーミーインの人気やブランド力を考えれば、まぁこの値段はそういうものなのかなぁ。という感じである。
利用するホテル予約サイトによっては値段が異なるので、もっと安いところがあるのかもしれない。
部屋へ
今回の部屋は9階にあるそう。

お部屋へ到着。

部屋はルームキーをタッチする系である。
ガチャリと開けると、カードを入れると電気が点灯する「あれ」があった。あれ、以外の名称を知らないのが悔しい。

カードをいれる「あれ」には連泊する際に清掃するか・タオル交換を要求するかを意思表示できるボタンが有る。
必要な項目が書かれているシートを扉に貼り付けて、という感じのホテルがある中で、最近のドーミーインはこういう感じなんだなぁ・・・と思わず唸る。

扉を開けてすぐの所に洗面台が登場。急だな!と思ってしまう。
ここで、部屋と洗面台やトイレといった水回りを別々にすることが意識されている構造になっていることに気づく。

確かに部屋の入口からベッドまで長い廊下が用意されていることがビジネスホテルでは多い。ただ、ドーミーインではモットーとして「至るところに心配りを施した、わが家の感覚のビジネスホテル。」というのを打ち出していて、ホテルの感じより友人宅のワンルームの部屋に入った、という感じがする。
洗面台の下にはホテルといえばこれぐらいのサイズという冷蔵庫が。

ハイアールの冷蔵庫。これに関しては、特に何か特徴があるわけではない。本当に普通の冷蔵庫だ。ただ、中身が良い。

なんと無料でミネラルウォーター2本、ウェルカムスイーツが2つもある。ちなみに泊まるのは自分だけ。うん。2人で泊る前提で動いているからしょうがないね。うん。全部いただくね。
トイレはTOTO、

シャワールームもある。ただ浴槽はないので十分注意。後ほど紹介する大浴場があるので無いのも頷ける。

ベッド付近
扉をガラガラとスライドさせると、ベッドが登場。

真っ白いベッド、今回はダブルベッドだ。
扉の近くにはハンガーなどを掛けられるクローゼットが用意されている。

室内着、スリッパ、消臭剤、タオル類がここに用意されていて、

隣には多分・・・荷物置きとサイドテーブルもある。

備品類
ベッドに寝っ転がりながら見れるようになのか、テレビはベッドの足元付近に。

ちなみにテレビは東芝製である。

その横に連なるように電気ケトル、

そしてコンセントや電話機が設置されている。

景色
部屋のカーテンを「シャッ」と開けると、

ご覧の通り、方面としては稚内駅を見ることが出来た。イルミネーションが「ふっ、綺麗だ・・・」とワイン片手に見続けたい気分にさせてくれる。
さて、ここまで見てきて・・・
なんか普通だっ!
と思ったりしたのだ。別に備品類が充実しているとか、ベッドがぐるぐる回るとか、そんなわけでもない。本当に普通だ。
しかし、この普通さによって完全に私はノーガードに。ここから一気にドーミーインの凄さを思い知る。
夜鳴きそばぁ
日本最北端のマクドナルドや日本最北端の映画館「Tジョイ稚内」を訪れた後に、ドーミーインへ戻ると、夜鳴きそばは朝食の会場で「夜鳴きそば」が提供されていた。
ドーミーインと言えば「夜鳴きそば」と言われるほど、人気のあるサービスだ。味はシンプルな醤油ラーメンで無料提供される。わざわざカップ麺をコンビニやらで買ってくる必要はない。ドーミーイン稚内では毎日21時30分〜23時まで提供されている。
さて、夜鳴きそば。別に自分は初めてではない。ラビスタ函館ベイでも夜鳴きそばが提供されていた。で、食べたら、うめぇでやんの。で、もっと食いてぇと思ったのよ。

そう。完全に夜鳴きそばにハマったのである。もうドーミーインにハマる下地は函館で整っていたことになる。
もう食べたくて、食べてく震える(西野カナ)状態になっていて、夜鳴きそばが提供されるコーナーで自分の番が来るのを待っていた。
すると前に立っていた男性が夜鳴きそばを作るスタッフさんに「すいません、大盛りでお願いします」と小言で伝えた。
大盛りっ!?
できんの!?驚きが体中を包んだ。そして男性の手元には麺が二玉入った器が渡された。
そして「大変お待たせしました」とスタッフさんに言われた瞬間に、
「す、す、すいません、大盛りで」
激キモコミュ障野郎の状態でスタッフさんに伝えた。本当に行けるのかっ!?
「お前は気持ち悪いから、小盛りだよぉっ!」と言われたならどうしよう・・・
しかし、スタッフさんは「はい、大盛りですねぇ〜」と嫌な顔をすることもなく、

夜鳴きそば・大盛りを提供してくれた。
大盛りだぁ・・・と映画・南極料理人の如く、レンゲでスープを掬い口に含む。
冷えた体の中心にスープがピトン・・・
あっ
温かいねぇ・・・
続いて麺を箸で掴み、スルスル。
くっぅぅううううううううう!
うめぇ・・・
・・・・・・ハハハッ、こりゃあ参った。極寒で嵐吹き荒れ、雪が好き放題に飛び交う稚内の地。ここで体を芯から温めようとするやさしい醤油ラーメンがここにある。
そして、それを躊躇いもなく大盛りで盛り付けてくれた・・・最高じゃあないか・・・
大浴場
10階には大浴場が用意されている。天然温泉大浴場「天北の湯」という名で15時から翌10時まで入浴することが出来る。

内風呂と露天風呂の2つが用意されていて、まぁこれだけを見れば普通の大浴場だ。

ただドーミーイン稚内の大浴場にはサウナが用意されている。このサウナがまた丁度いい温度だった。温度は90度前後に設定されていて、20分に1回のペースでロウリュされるシステムも導入されていた。

水風呂はサウナの情報サイト・サウナイキタイによれば15度だそうだが、冬場に利用したこともあってか「おい、冷凍でもする気か!?」というぐらいに冷たかった。ただ、これは自分の感覚なので物足りない人もいるだろうから、そこはあしからずで願いたい。
サウナに入ったら体を冷やさねば。そのまま露天風呂へ行くと、
びゃあああああああああ
と稚内のバカ寒い風を全身に浴びることが出来るし、景色も稚内駅・稚内フェリーターミナルを一望することも出来る。
サウナも温泉も入れて、いやいや最高だな・・・ホテル代も1万円程度だが、人気が高い理由もわかる気がしてきた・・・
ただ、冬場の利用には十分に注意したいところだ。外はマイナスの世界だ。温まった体はすぐにキンキンに冷えてやがるっ!的な温度になるので、そこは要注意である。
ちなみに朝9時ごろに行くと、ほぼ貸し切り状態だった。みんな、フェリーやJRの特急、更には飛行機との兼ね合いもあるのだろう。チェックアウトギリギリの利用は少なめのようだ。
もしゆっくり利用したいのであれば、少し時間をずらしてみるのも一興だ。
湯上がりサービスというのもやっている。無料でアイスも食べられる。

また朝場に行くと、乳酸菌飲料が提供されていた。もし気になる人は夜・朝と訪れてみてほしい。

ちなみに、提供されているのは「ピルクル400」である。某野球チームの名称になっているところとは違ったので、これまたあしからず。
朝食
今回のプランでは朝食付き。前日のラビスタ函館ベイでは「朝食」を全面に押し出していたが、ドーミーイン稚内ではどうだろうか?ということで朝8時20分頃に行ってみることに。

ドーミーインの朝食は全国共通で「和・洋バイキング」となっているそうだ。バイキングのコーナーへ足を踏み入れると、最初に目玉焼きや唐揚げといった揚げ物が置かれていた。
普段は朝食に揚げ物なんてそうそう食わない。精々、朝マック程度だ。
しかし、不思議なことにホテルのバイキングというのは全部うまそうに見えてしょうがない。なので、もう取れるものは取ろうと思うわけだ。するとあら不思議。唐揚げにポテトにエビフライにクリームコロッケに。「お子様か!」と突っ込まれても良い。だって、うまそうなんだもの。ただ序盤だけがバイキングではない。
続いてのコーナーには「ご当地逸品料理」ということで、自分好みの海鮮丼が作れるようになっていた。私は前半で取った食事類を見て、
あらぁ・・・
と後悔した。揚げ物や目玉焼きをちょっと取りすぎて、海鮮丼を食べれるかしら・・・と。
でも、

海鮮丼も取ってしまった。朝食の布陣としてはアンバランスすぎやしないか?と自分自身に思いながらも、結局食べきった。そして、満足だ。
まいったねこりゃ。もう一杯行けそうだが・・・流石に卑しい感じがするのでそこは控えた。控えた自分を褒めてあげたい。
普通にドーミーインはいい。
ドーミーインはいいホテルである(洗脳完了)。
いや、純粋にレベルの高いホテルだなぁ。と思うばかりである。部屋の備品類も必要程度のものが揃っていて、肝心のベッドも高品質なものが使われているそうでぐっすりと眠ることが出来た。
そして大浴場のレベルは申し分なく、朝食は払う価値が十分にある。
チェックアウトを10時50分頃に行う。チェックインの必要項目を入力した大型タッチパネルディスプレイに差し込むと、チェックアウトが簡単に終了した。
スタッフさんの「お気をつけて〜」の言葉を背にしながら思う。
あー。もう一泊してぇ。
金に限度が無いのであれば・・・ドーミーインに泊まりてぇ・・・

