やるといったら、やるしかない。
ドムドムハンバーガーは全国で29店舗。なんか、行けそうじゃね?という安直な考えから始まった『ドムドムハンバーガー・全国完全制覇への道』
記念すべき1店舗目は神奈川県横浜市にある三ツ境店。イオンフードスタイルという名に変わっていながらも、どこかダイエーの空気を感じられる店舗の中にドムドムハンバーガーがあった。
さて、2店舗目となる今回の記事。場所は東京都小平市にある『小平店』へ向かった。
目次
小平店の最寄り駅へ
今回の目的地であるドムドムハンバーガー 小平店はイオンフードスタイル 小平店の中にある。
イオンフードスタイル 小平店の最寄り駅はというと、一番近い駅であれば西武鉄道・西武多摩湖線の「八坂駅」となる。
そんな小平店だが、Googleマップを見てもらえば分かる通り小平店の周囲を西武線の路線が囲っているとても不思議な空間の中にある。
小平店に行くにはどの駅からどのようにして乗り換えるべきなのか。ぱっと見た限りではすぐにはわからない。
ここで早速ではあるが、ドムドムハンバーガーから脱線して西武線について少し勉強していこう。
八坂駅が最寄りとは言い切れない
イオンフードスタイル 小平店に一番近い駅は八坂駅である。歩いて2〜3分という距離にあり、アクセスするには一番といっても過言ではない。西武新宿駅からだと急行なら50分程度で到着する。
しかし、この八坂駅。なかなか曲者というか、何とも言い難い場所にある。
西武新宿駅や山手線との乗換駅である高田馬場駅から向かうとするならば、西武新宿線の急行・拝島行に乗れないと乗り換えが2回ほど増えてしまう。
西武新宿線内で走る急行列車は主に2種類の行き先が存在する。1つは西武新宿線の終点である「本川越」まで向かうのと、2つ目は小平駅から分岐する拝島線へ直通し「拝島(一部列車は玉川上水)」まで向かうというのがある。
拝島線へ直通する急行に乗れたなら、八坂駅の隣駅である萩山駅から1回で乗り換えられる。
それに対し、急行・本川越行に乗車するとどうなるのか。まず、拝島線の乗り換えのために小平で下車する必要がある。
次に、西武多摩湖線の乗り換えのため萩山で更に乗り換え。というのが発生してしまう。
小平から八坂駅の区間はたったの2.1kmしかない。なのにこれだけ乗り換えが生じてしまう。
更に主要駅である西武池袋駅からだと尚更乗り換えが面倒である。西武池袋線・新宿線が交差する所沢駅からだと八坂駅へ一発で向かうことが出来ない。
なんでこうも面倒な事になっているんですか?西武鉄道さん。
と思いたくなるほど、面倒な乗り換えが発生する。西武多摩湖線・西武拝島線・近くを走る西武国分寺線の歴史を振り返ると、異なる鉄道会社が路線・駅を設置したためぐちゃぐちゃな路線網になった。というのがあるらしいが、今回は割愛させて頂く。
というわけで、乗り換えめんどくせぇ!と思う人は黙って中央線の国分寺駅から西武多摩湖線の始発列車に乗るか、西武新宿線の急行列車が停車する久米川駅や萩山駅それに小川駅から徒歩でイオンフードスタイルへ向かうことも念頭に入れておくことをおすすめしたい。
というか、そこまで真剣にドムドムハンバーガーへ行こう!と考える人は自分以外にいないだろう。
八坂駅からイオンフードスタイル 小平店へ
ということで、八坂駅からイオンフードスタイル 小平店への行き方をご紹介したい。
八坂駅のホームは1面1線。多摩湖駅方面・萩山駅方面と両方の列車が同じホームに到着する。そのため、帰りの際には乗車する列車に十分注意したいところだ。
規模が小さい八坂駅だが、エレベーター・エスカレーター、トイレも設置されていて、駅員さんもしっかりいる。
そんな八坂駅の改札を出て、左手へ進めばガード下を潜る。そして、更に進めばあっという間にイオンフードスタイル 小平店が見えてくる。
イオンフードスタイル 小平店へ入る
イオンフードスタイル小平店の入口前には大量の自転車が置かれていて、平日の昼間の訪問ながら多くの買い物客がいた。
前回の三ツ境店とは違い、店舗の壁面にドムドムハンバーガーの看板が掲示されているのが特徴だ。
前回の三ツ境店と同様に、イオンフードスタイルの小平店もまた「ダイエー 小平店」という店舗名だった。店内にはブラックフライデーセールの案内が設置されていたが、それらにはダイエーのマークが記されていた。
小平店の1階には、生鮮食品や生活用品などを発売するイオンフードスタイル、ドラッグストアのウェルシア、そしてドムドムハンバーガーのあるフードコートがある。
2階には100円ショップのダイソー、イオン系列の店舗でよく見かけるゲームセンター「モーリーファンタジー」があったり、家電量販店のノジマもある。
ちなみに、ドムドムハンバーガーの横にはインドカレー屋さんの「サティー」がある。イオンの中にサティーというカレー屋と何だか紛らわしい。
ハンバーガーとカレーという2種類でイオンフードスタイル 小平店のフードコートを形成している。
そんなフードコートは駅寄りの入口から入ってすぐのところにあり、「ドムドムハンバーガー 小平店」がすぐに出迎えてくれる。
買う
ドムドムハンバーガー 小平店のメニュー表はこちら。
ドムドムハンバーガーのホームページや前回の三ツ境店と値段は変わらない。この店舗でもドコモのポイントサービス「dポイント」を利用することが出来る。
今回はメニューの右上にある「甘辛チキンバーガー」を購入。更にポテトとドリンクのセットで注文。50円足してポテトはLサイズに変更した。
購入すると、商品の提供に5分かかりますと言われ、前回と同様に呼び出しベルを渡される。
フードコートの一角ということもあって、テーブルや椅子が多く用意されている。店舗の写真の裏側にもイートインスペースがあり、座席にはよっぽどのことがない限り困ることはないだろう。
食べる
5分ほどでベルが鳴り、提供口と書かれた札の下で商品を渡される。白いかごにハンバーガーとポテトが入っている。
包んでいる紙には甘辛チキンバーガーの文字。今回は緑色だ。
甘辛チキンバーガーはバンズの間に千切りキャベツが大量、そしてメインのチキンは竜田揚げのように衣がサクサクとしている。
食べるとチキンの肉汁と甘辛いソースが混ざり合い美味しい。
この甘辛チキンバーガーはドムドムハンバーガーのホームページ上では、「ドムドムの一番人気のバーガーです」という表記がある。初めての甘辛チキンバーガーだったが、人気があるのも納得出来る。
今回はポテトも注文。ドムドムハンバーガーではシューストリングポテトを提供。揚げ具合はカリッとしていて、中もホクホクである。
ただ、Lサイズという点で見ると少々物足りなさがある。某黄色い「M」のマークでおなじみのチェーン店のポテトと比べるとボリュームに差があるのは否めない。
ドリンクについてはペプシコーラ。まぁ、普通のペプシである。
なんと、クレープも売っているではないか
ドムドムハンバーガー 小平店の特徴は、クレープの発売が行われていることだ。
前回の三ツ境店では、隣にクレープ屋のディッパーダンがあったことをご紹介したが、今回の小平店ではディッパーダンではなく純粋に「ドムドムハンバーガーのクレープ」が発売されていた。
ドムドムハンバーガーではメニュー表やレジ上の看板にも記載がある通り、アイスクリームやソフトフロートが発売されているのは確認できている。しかし、公式サイトではクレープについての記載がない。
クレープのメニュー表にもドムドムのロゴが入っていることから、一部店舗限定でドムドムハンバーガーとしてクレープを発売しているということなのだろうか。
このクレープは「クレープバイキング」と称して作り置きが何個かあったり、ハンバーガーを注文するレジでクレープを購入することも出来るそうだ。そんなクレープはハンバーガーを作るキッチンの一角で作られているのを確認できた。
クレープの発売は19時まで。ちなみに、ハンバーガーのラストオーダーは19時30分までとなっている。
今回はクレープも買ってみようかな。と思ったのだが、腹に入る余裕を感じ取れず断念した。でも、普通にうまそうだった。
2店舗目終了
というわけで、『ドムドムハンバーガー・全国完全制覇への道』の2店舗目「小平店」のご紹介だった。
ドムドムハンバーガーに行って、注文して、食って帰るというストロングスタイルがこれからも続く。
一体どこまで突き進むのか、行けばわかるさ!バカヤロー!ということで今回はこれにて終了。
というわけで、
ドムドムハンバーガー・全国完全制覇への道!
2店舗目・小平店を制覇!
残すは27店舗!
つづく!!
(まさか月に2回もドムドムハンバーガーを食べるとは思ってもいませんでした)