自分の人生の中で消しゴムを使い切ったことはない。加えて、鉛筆を最後まで使い続けたこともない。
なのに自分はドムドムハンバーガーを全国制覇しようとしている。しかも29店舗もだ。無謀にも思えるが、それはドムドムに魅了されたからなのか、止まる気配を見せない。
なんやかんや続いているこの「全国完全制覇への道」シリーズ。今回はその3店舗目。
幕張メッセや千葉ロッテマリーンズの本拠地・ZOZOマリンスタジアムの最寄り駅「海浜幕張駅」近くにある『ドムドムハンバーガー イオン海浜幕張店』へ向かった。
勘違いしてませんか?” 海浜幕張”のイオンですよ
今回の目的地である「ドムドムハンバーガー イオン海浜幕張店」はイオン海浜幕張店のフードコートにある。
最寄り駅はJR京葉線の海浜幕張駅。東京から海浜幕張駅はJR京葉線の快速で約30分、各駅停車で約37分で到着する。
『あ〜知ってるぅ。めちゃくちゃデカいイオンで有名なところでしょ?』
『近くにコストコとかあるよね』
もしかして、日本で2番目に大きいとされるイオンモールのことを思い浮かべていないだろうか?
全然違うからなぇええ!
あなたが想像しているイオンは「イオンモール 幕張新都心」だろう。あのめちゃくちゃにデカくて、最近は幕張豊砂とかいう新駅が出来ちゃってアクセスが格段に良くなったあのイオンモール、ではない。
ということで改めて今回は「イオン海浜幕張店」のお話である。ぜひそこはお間違いないようにしていただきたい。
海浜幕張駅周辺はイオン帝国
しかし、勘違いを起こしても致し方ないところはある。
イオンモール 幕張新都心とイオン海浜幕張店は非常に近い距離に位置しており、直線距離にして1.3kmしか離れていない。
店舗の大きさから必然と「イオンモールにドムドムがあるんだ!」と想像してしまいそうになるのも無理はない。
同じ会社の同じブランドが同じ地域にお店を構えて大丈夫なのか?という疑問を抱いてしまう。
そんな疑問を嘲笑うかのように、海浜幕張駅周辺は「イオン帝国」と呼べるがごとくイオン系列の店舗が密集している地域であることがわかった。
海浜幕張駅近くにはオフィス街が形成されていて、その中にイオンの本社がある。
イオン本社を中心にイオンの中核ブランドである「イオンモール」「イオン」が2店舗、日本国内店舗数4位に甘んじているコンビニの「ミニストップ」は駅から10分圏内になんと6店舗もある。
店舗数1位のセブンイレブンはどうなのか?というと、なんと3店舗に抑え込んでいる。
「セブンイレブン、いつかぶっ潰す!」というメッセージをイオンから受け取れそうだ。
更に食品スーパーを核としたショッピングモール「イオンスタイル」も高層マンション群の近くにあったりするなど、幕張からイオン以外の店舗を消し去ったのか?と思わせるほどだ。
イオン大好き!という人はぜひ海浜幕張駅周辺を探索してみては如何だろうか。
ちなみに、コンビニとスーパーの中間的な店舗「まいばすけっと」は何故か海浜幕張周辺には1店舗もない。
海浜幕張駅からイオン海浜幕張店へ
ここからは海浜幕張駅からイオン海浜幕張店への行き方をご紹介しよう。海浜幕張駅は北口と南口がある。
南口からだと三井アウトレットパークがすぐ横に、更に歩いていくと幕張メッセやZOZOマリンスタジアム、JFA夢フィールドなどなど、イベント事があると多くの人が南口へと吐き出される。
イオン海浜幕張店はその反対側の北口から歩いて5分程度の所にある。北口はバスロータリーが用意されていて、初めて訪れた人でもわかりやすい目印になるだろう。
周辺にはライバルが居座る
ドムドムのあるイオン海浜幕張店周辺には残念ながらライバルが多く居座っている。
まず海浜幕張駅の北口を出て、真正面。
デカデカと看板を掲げている国内店舗数4位のお店があったり、
ドムドムハンバーガーの近くには、あの「M」のマークでお馴染みの店舗もあったりする。
あの店舗からは「ランランルぅぅっぅぅ」とやばいピエロの声が聞こえてきそうだ。
ドムドムハンバーガーへ向かう途中には多くの誘惑が待ち構えている。それらの店舗に誘惑されないように注意されたい。
イオン海浜幕張店へ入る
歩いて5分ほど、空中に浮かぶかのようにイオンのカラーであるマゼンタ色の看板がドンッと出現する。近づくと結構デカく、白や灰色を基調とする高層ビルの合間にある看板は他の建物より奇抜さを演出する。
海浜幕張店は2階建て。店舗に入ると、店内の構造が独特に思えた。
複数階建てのイオンであれば、1階もしくは地下に食品売場、2階以降は専門店が並ぶというのがベーシック。
しかし今回の海浜幕張店は1階にホームセンターのコーナンを中心に専門店のフロアを構えている。そして、2階に食品スーパーや書店などがある。
人の出入りが激しくなるはずのスーパーを敢えて2階に置いているのは何らかの商業的作戦があるのだろうか。
そんな食品スーパーがある2階にはフードコートがあり、そこに目的地の「ドムドムハンバーガー イオン海浜幕張店」がある。
買う
訪れた時間はお昼12時前。イオン周辺はオフィス街ということもあり、スーツ姿の人だったり、小さなポーチを抱えて笑い話をしている女性がいたりとフードコートは賑やかだった。働いている人たちに利用されているようだ。
ドムドムハンバーガー イオン海浜幕張店は2022年に新規開業した店舗。これまで訪れた店舗より新し目。
ドムドムハンバーガー イオン海浜幕張店のメニュー表はこちらになる。過去に訪れた店舗と値段は変わらない。
前回まではビックドム、甘辛チキンバーガーとドムドムハンバーガーの中でも王道メニューを選んできたが、今回は少し趣向を変えて「オマールビスクバーガー」を頼んでみた。
期間限定メニューであり、他社でも展開される「グラタンコロッケバーガー」のドムドム版と捉えていいだろう。ちなみに、グラとコロを合わせたあの名称は黄色の「M」のマークでお馴染みの店舗が商標登録しているので要注意だ。
購入すると「お時間かかりますがよろしいですか?」と言われ、もちろん承諾。すると、もう見慣れた呼び出しベルを受け取った。
今回はお昼の忙しない時間帯ということもあるからか、8分程度で呼び出しベルが鳴った。自分が購入した後も社会人と思われる人が列を成していたので、提供に時間がかかりやすいのだろう。
今回はドリンクはペプシ、ポテトはLサイズに変更。合計で980円。なのだが、ドムドムハンバーガーのクーポンを利用して100円引きに。
皆さんはご存知だろうか。ドムドムハンバーガーに公式LINEがあることを。
ドムドムハンバーガー公式LINEに登録するとクーポンが利用できるぞ!なんとセット購入だと100円引きのクーポンもあるぞ!
なので100円クーポンを使用で880円。
みんなも公式LINEを登録してお得にドムドムハンバーガーを食べようね!
食べる
いつもの白いカゴ、赤色のケースに入ったポテト。そして、メインとなるオマールビスクバーガーはドムドムのマークが印字された紙に包まれている。
オマールビスクバーガーは外見では普通のコロッケバーガーに見える。
一口思い切ってかぶりつく。するとサクッとした衣が崩れて、口中にオマール海老の匂いとクリームが一気に広がる。上手いのは上手い。しかし、一番のポイントは、
アツっぁぁぁあ!
ビックリするほどアツアツだった。
今回だけなのかもしれないが、皆さんもやけどには注意だ。熱すぎてビフィッという豚鼻を鳴らしてしまった。
ただ、その熱さも美味しさへの一興。千切りキャベツとサクッとした衣、熱々のクリームが妙にマッチする。そこにデミグラスソースもあり、旨味が深まる。
またフライとキャベツの間にはチーズが寝転がっており、クリーミーさに拍車を掛けている。チーズが加わって見た目よりボリューミー。
簡単にペロリと平らげてしまった。もっとゆっくり食うべきだった…と後悔をする。
ちなみに
今回のフードコート。ドムドムハンバーガー以外だとステーキやハンバーグの「ペッパーランチ」、うどんの「はなまるうどん」があり、インドカレーやラーメンもあって多種多様。
そして残すはデザート系の店舗だが、ドムドムハンバーガーの真向かいに視線を移せば、
いたよ。またいたよディッパーダン。ドムドムハンバーガーとは長い関係にあったディッパーダンがここにもいた。
当日は一部商品が450円セールが行われていた。なんか、ドムドムハンバーガーを訪れる度にクレープを見かけるので、流石に一回買ってみた。普通に美味かった(画像はない。パクパク食ったからね…)。
3店舗目終了
というわけで、「ドムドムハンバーガー・全国完全制覇への道」の3店舗目「イオン海浜幕張店」の紹介だった。
店舗前の画像を撮影する際にはお客さん・店員さんの顔は写らないようにしているのだが、ドムドムハンバーガーの前でカメラを構えているのを不思議そうにお婆ちゃんがこちらを見ていた。
安心してください!不審人物ではありませんよ!ただ、ドムドムを全店舗制覇しようとしている変な男なだけですよ!皆さんも通報するのだけは、やめようね!
ドムドムハンバーガー 全国完全制覇への道!
3店舗目・イオン海浜幕張店を制覇!
残すは26店舗!
つづく!!!
(オマールビスクバーガーを真剣に撮影している時も、男子高校生から不思議な目で見られてました)