【ドムドムハンバーガー・全国完全制覇への道】6店舗目ドムドムハンバーガーPLUS 銀座店 /和牛バーガー

【ドムドムハンバーガー・全国完全制覇への道】6店舗目ドムドムハンバーガーPLUS 銀座店 /和牛バーガー

2025年2月9日

ドムドムハンバーガーは全国に29店舗。「そんな店舗数なら全国制覇できそうじゃね?」という安直且つ捻りなしで始めたこの企画も前回訪れた「イオン金沢八景店」で5店舗目を制覇。これで6分の1を消化したことになる。

【ドムドムハンバーガー・全国完全制覇への道】5店舗目. イオン金沢八景店
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今回は6店舗目。場所は泣く子も黙る日本でも有数の高級感が溢れる繁華街・銀座にある「ドムドムハンバーガー PLUS 銀座店」へ向かった。

すごいところに出店してるぞ

これまで訪れてきたドムドムは主に旧ダイエーから名称を変更しイオンとして生まれ変わり、その中に店舗を構えているというのが殆どだった。フードコートの一角であったり、専門店として出店していたり。これから訪れるであろうドムドムの殆どがそういう形態である。

しかし、今回の「銀座店」は少しばかり志向が異なる

場所は東京都の銀座である。最寄り駅もまた東京メトロ銀座線・日比谷線の銀座駅か有楽町線の銀座一丁目駅となっている。

銀座駅からアクセスする場合、B1出口・B2出口からが近い。この出口からすぐのところには銀座のランドマークである「銀座和光」やライオン像でおなじみの「銀座三越」が出迎えてくれるという、とんでもない出口である。

テレビで見たところだぁっ!ってなるのが銀座である

そこから徒歩で2分程度のところに今回の目的地である「ドムドムハンバーガー PLUS 銀座店」が出現する。この銀座店の近くには「とんかつ」の祖である「カツレツ」を創り上げた「煉瓦亭」がある。

”PLUS”とはなんじゃいな

店舗に到着。パット見だと高級感のあるレストランに思える。木目調の扉、レンガ積みの壁。銀座という高級感が溢れんばかりに満ちているこの空間に相応しい建物だ。

眼の前をものすごいスピードで自転車が駆け抜けていく

この店舗はドムドムであることには違いないのだが、店舗名をよく見れば「ドムドムハンバーガー “PLUS”」という表記が。

PLUSって書いてますなぁ

PLUSとは一体なんだろうか。公式サイトにはこんな表記がある。

東京銀座に「ドムドムハンバーガー」が「ツリーアンドツリーズ」と融合、進化してやってくる。
ドムドムハンバーガーPLUSでは、黒毛和牛100%パティを使ったプレミアムバーガーをメインに、ドムドムで販売している独創的な期間限定メニューも合わせて販売予定です!

ドムドムハンバーガー PLUS 銀座店のページより引用

東京銀座に「ドムドムハンバーガー」が「ツリーアンドツリーズ」と融合、進化してやってくる。さらには老舗洋食屋「銀座スイス」とのコラボも!!
domdomhamburger.com

ドムドムハンバーガーの親会社であるドムドムフードサービスは2021年8月に東京・新橋に新業態店「TREE&TREE’s(ツリーアンドツリーズ)」を開店。ツリーアンドツリーズでは和牛や米粉を使ったプレミアムなバーガーを提供することをコンセプトにしていた。

株式会社ドムドムフードサービスのプレスリリース(2021年5月25日 13時00分)日本最古のハンバーガーチェーン ドムドムハンバーガー 新業態「TREE&TR…
prtimes.jp

その後、ツリーアンドツリーズの入居するビルが改装工事されることに。その際に、「カツカレー」を生み出した「銀座スイス」のオーナーとの縁もあり、銀座での出店、更にはコラボ商品も提供されることに。店舗再開時にツリーアンドツリーズのコンセプトを発展させるべく「ドムドムハンバーガー PLUS」という名称に改められた。

“ハンバーガー界の絶滅危惧種”から社長交代を機に奇跡のV字回復を果たした「ドムドムハンバーガー」。その新業態店「TREE&TREE’s(ツリーアンドツリーズ)」…
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そういう経緯もあり、通常のドムドムとは異なり高級志向でレストラン寄りの店舗となっている

ただ、悲しいかな・・・

ドムドムPLUSの出店は瞬く間にドムドムファンによって人気店舗となり、土休日となれば混雑を極めることもあったという。それだけ多くの人に愛され、この先も銀座で根強く続けられるだろう。と思っていた所でこんなニュースが飛び込んできた。

ドムドムハンバーガー PLUS閉店のお知らせであった。

理由としては入居するビルの工事によるものだった。また発表からおよそ3週間後に閉店ということも相まって、ファンからは悲痛の叫びがSNSを中心に上がった。

ドムドム完全制覇を狙う自分としてはこの閉店は大変残念ではある。様々な飲食店が出店する銀座という地で新たな道を切り開かんとしたドムドムハンバーガー PLUSの勇姿を見ずに閉店という結末を向かえる事はできない・・・

ということで、すべての予定をかなぐり捨てて銀座へ向かった

店舗に到着

改めて当日の様子をご紹介したい。2月7日金曜日、午前11時30分頃に到着。
店舗の前に到着すると自分と同じように閉店前に一度は訪れたいというファンの人なのだろうか、数人が店舗の前にいた。

ドムドムハンバーガー PLUSでは順番待ち・予約受け付けシステム「EPARK」を導入している。扉横にタッチパネルが設置されていて、操作をすると受け付けられる。訪れた時点で3組が待っている状態。これが土休日となれば10組以上の待ちが発生するという。

このシステムを使いこなせれば、混雑するお店でもスムーズに入れる。

さて、このEPARKだが「日時指定予約」というシステムを導入している

訪れる時間や人数をインターネット上で入力し受付をすると、指定した時間に自分の番号が自動で1番目になる仕組み。

予約をすると来店予定時刻が表示される。

確実に食べたい、訪れる時間が決まっている場合はこのシステムを利用したほうが無難だ。ただし、土休日だと予約枠が埋まる場合もあるので早め早めの予約をおすすめしたい。

今回はこのシステムを利用したので、ディスプレイ上には「予約」という文字が表示されていた。スタッフの方へ「予約しているんですが」と声を掛けると、店内へ案内してくれた。待ち時間は1分少々だった。

店内へ

店内の座席数はそれほど多くはない。

まず扉を開けて最初のところに4人ほど座れるカウンター席が並ぶ。そして、店の奥の方へ進めばテーブル席が4つ並んでいる。その中でも2人席が自分の予約席になっていた。テーブルの上には予約を意味する「どむぞうくん」がちょこんと立っていた。

ドムドムハンバーガー PLUS 銀座店のメニュー表を見ていこう。これまで訪れたドムドムではメニュー表が店の横に掲示されているというのが定番。ただ、ここ銀座店は三つ折りのメニュー表が用意されている。

レストランのメニューのそれ、である。

バーガー類に注目してみよう。画面の左には「和牛バーガー」が並び、中央の上には銀座スイスとのコラボ商品「カツカレーバーガー」、中段には通常のドムドムでおなじみの「甘辛チキンバーガー」やドムドムファンの度肝を抜いた「丸ごとカニバーガー」もメニュー表に鎮座している。バーガーにはポテトが標準装備されている。

ピンボケしているなぁ・・・

メニュー表を見て思うのが、値段を見てもらえば分かる通り、バーガー類は1000円超えばかり。通常のドムドムのバーガーとポテトのセットで1000円を超えるのはビッグドム・トマト&チーズか季節限定商品ぐらいだ。銀座という場所、普通のドムドムではないことがヒシヒシとメニュー表から感じる。

またサイドメニューも充実している。通常のドムドムでは無い「フライドポテトチーズ」や「フィッシュアンドチップス」に「ソーセージ盛り合わせ」なんてものもある。

更にはアルコール飲料もある。ビールの「カールスバーグ」やサントリーの「角ハイボール」、更にはワインもある。

なぜカールスバーグなのか。それはサントリーがライセンスを持っているから。

ということで、魅力あふれる商品が数多ある中で選んだのは「和牛バーガー 塩」である。純粋に和牛っちゅうものを食べてみたい気持ちと「そんなに和牛、和牛言うなら食ってやるか」という挑戦を受け入れる的な感じで注文をしてみた。ドリンクはペプシを注文した。

ちなみに、これまで訪れたドムドムでは定番の呼び出しベルは渡されなかった。

食べる

まず最初にドリンクが置かれた。ペットボトルに入ったペプシ、グラスの中には縁まで氷が積まれている。

こんな形のペプシってあるんだなぁ、とラベルを見ると「飲食店用」と書かれていた。

そして、メインディッシュである「和牛バーガー 塩」が到着。

ケチャップと寿司とかでおなじみのガリがある。

で、デケェ・・・

ポテトも多く盛られている。これはドムドムのポテトLサイズの1.5倍程度だろうか。

バーガーの後ろには包み紙があるので、そちらに入れてみる。

圧倒的迫力

見ているだけでもシャキシャキ感を感じ取れそうなレタスに厚みのあるトマト。そして、下には純粋無垢な姿で立ち尽くす和牛のパティ。

かぶりつく。期待の通りレタスは新鮮さが最高値に達していたようでシャキシャキと口の中で響く。中段のトマトは酸味を口にもたらす。そして、和牛。

塩っ気の向こうに噛み応えのある食感、粗挽きのパティがまた良い・・・燻製されているのか、スパイスのような芳香を感じ取る。

ポテトもカリカリとしていて良い・・・食べ慣れた味というのはいつでも人を安心させてくれる。

また、今回は閉店ということなのでサイドメニューを注文してみることに。とは言っても通常のドムドムでも発売されている「クリスピーチキン」である。お値段は350円也。

このクリスピーチキンは出来たてということもあって、かぶりついた瞬間に熱々の衣とチキンが口の中で広がった。ハフハフという銀座にあるまじき食べ方をしてしまった。しかし、それもまた良い・・・

というか良いとしか言ってねぇな。

店内を見渡す

食べながら店内を少しばかり何枚か撮らせてもらった。

まいたけバーガーと春菊かき揚げバーガーもいた。

高級感溢れる店内にドムドムのマークがあることに最初は違和感があった。しかし、見慣れたマークがあることに自然と自分は慣れていった。

ドムドムのグッズ類もケースに入れられて展示されている。

ドムドムのグッズってどれも魅力的なのだ

また冷蔵庫にはドムドムのマークが。隠れドムである。

緑のどむぞう。隣には業務用冷蔵庫でおなじみ「ホシザキ」のマーク。

6店舗目終了

というわけで、『ドムドムハンバーガー・全国完全制覇への道』の6店舗目「ドムドムハンバーガー PLUS 銀座店」のご紹介だった。

当日はテイクアウト利用という人も多く、店内は賑わっていた。

この投稿から閉店までおよそ2週間。閉店というのは残念ではある。ただ、閉店のお知らせにこんな文章があった。

またどこかで銀座店の味をお楽しみいただける機会がございましたら、お知らせさせていただきます。

その際は皆さまにお会いできる事を楽しみにしております。

また、ドムドムハンバーガー PLUSを楽しめるその時まで、願わずにいられない。

ドムドムハンバーガー 全国完全制覇への道!

6店舗目・ドムドムハンバーガー PLUS 銀座店を制覇!

残すは23店舗!

つづく!!!!!

(お店の前で並ぶのは周辺店舗に迷惑になるから、近くの施設で時間を潰そう!)