もしも、あなたが東京近郊に住んでいるとして、ご友人から以下の予定を言われたならばどうするだろうか?
日曜日の朝9時に仙台駅前集合ね。
この言葉を聞いた瞬間、あなたはどんな予定を建てられただろうか?
確実に予定に間に合うべく前日に仙台へ到着し一泊?それとも東京駅を早く出発し、9時前に到着する?
「東京〜仙台」の移動はほぼ東北新幹線が一択だろう。しかし、新幹線はお値段がねぇ・・・しかも1泊するとなれば宿泊費もねぇ・・・
お金を節約したいけど、どうしよう・・・
そんな思いに応えてくれそうな奴らがいる。そいつらは夜行性だ。東北新幹線が眠った瞬間に、蠢く奴ら。そう、夜行バスの存在を忘れちゃぁいかねぇ。
目次
東京〜仙台の移動について
今回、仙台駅へ行くことに。日曜日の朝9時に駅前にいる必要がある。となれば東京から仙台間にはどんな移動があるのか、まずそこをチェックしていこう。
まず第一に東北新幹線だ。

東北新幹線は東京駅から上野・大宮を経由し、宇都宮・郡山・福島と通り仙台へ。仙台からその先に行くとなれば盛岡や新青森、もっと先となれば北海道新幹線の新函館北斗まで線路が伸びている。
東京駅の平日時刻表を見てみよう。

東京駅から発車する東北新幹線は10分〜20分間隔、これがお盆休み・年末年始期間となれば臨時ダイヤが組まれ列車本数も増加する。
また乗車時間は「はやぶさ」だと1時間程度。ビュンッと移動したらもう到着。新幹線ってスゲェな・・・と思わせてくれる。

JR東日本が株主・投資家向けに公開している情報によれば、東京〜仙台間での対飛行機での比率は「ほぼ新幹線の100%」らしく、東北新幹線以外の選択肢はあまり選ばれていないことになる。
ただ東北新幹線は高いし、一泊となれば宿泊代も追加で掛かってしまう。
そんな東北新幹線一択の東京〜仙台の移動は他に何があるだろうか?それは品川〜仙台間を走行する「特急ひたち」だ。

特急ひたちは品川駅を発車した後、東京・上野を経由し常磐線へ。その後は茨城県の水戸・日立に停車した後、福島県のいわきへ。その後は東日本大震災で被災した沿岸部や福島第一原発事故現場付近を走行し、宮城県内の駅を停車し仙台へ進む。
この移動手段は東北新幹線よりも安く抑えられる。品川〜仙台間を乗車した場合、通常料金だと9280円(乗車券:6280円、特急券:2900円)となっている。
これは東北新幹線の料金よりも2300円ほど安くなっており、JR東日本のインターネット予約サービス・えきねっとを使えば更に安くできる。

ただし、特急ひたちは乗車時間が4時間45分も掛かるし、平日・土休日共に運転する本数は1日3本しかない。

また加えて宿泊代も結局掛かってしまう。これでは選択肢としては浮上しづらい。そんな東京〜仙台間の移動だが、東北新幹線が眠りに就いた瞬間に蠢く奴らがいる。
それは夜行バスだ。
今回乗るバスは「東北急行バス」
今回乗車するバスは「東北急行バス」が運営する「ニュースター9号」だ。
東北急行バスは私鉄の東武鉄道グループに属するバス会社・朝日自動車のグループ企業。名前の通り、東京〜東北間を繋ぐ長距離バスを運行している。また、東北方面以外にも西日本方面の路線を運行中だ。
ちなみに今回乗車するニュースター号は昼行バスも走っていて、東京駅からは8時、10時30分、14時、17時の各5本が発車する。
今回のニュースター9号の発車時刻は東京駅前の23時30分に出発、仙台駅には翌日4時57分に到着する。この時間の通りであれば「日曜日の朝9時に集合」というのには十分に間に合う。
予約したのは約3週間前の6月16日。乗車日は7月5日の土曜日であったが楽天トラベルが表示した料金は6000円。東北新幹線と比較すると半額近いお値段だ。お財布には大変優しい。

またこのバスは3列シート。通常の高速バスだと4列の場合が多いが、3列だと隣の人を気にすることは減ってとても良い。
ちなみに4列シートの場合は3列シートよりも安くなる傾向にあり、東京〜仙台間は3000円前後で推移していた。
なんだか良いところづく目のような気がする。今回はほぼ新幹線が一択の区間で果たしてバスたちはどんな動きをして、どんな人達が利用しているのか。ちょいと見ていこうじゃないか。
23時、東京駅は魔窟のようで
7月5日・土曜日。時刻は23時。場所は東京駅八重洲南口。

数日前に同じく八重洲南口からバスで静岡駅へ行ったばかりだというのに、また舞い戻ってきてしまった。
前回静岡へ行った際は朝の6時。人はまばらだった。

ご覧の通り落ち着いた雰囲気だ。通勤に勤しむ人たちとこれからお出かけというまったりとした空気感が広がる。では23時の東京駅はというと、

東京駅八重洲南口上部にはデッキがあり、バス乗り場を傍観することができるのだが、先日とは全く雰囲気が異なる。
デッキから降りてみると、どこから人は湧いて出てくるのだろうか?至る所に人がいる。

全てのバス乗り場の前に人・人・人。壁側には胡座をかいて座る人いたり、また夜中ということもあって、あまり治安が良い状態とは申し上げられない。

ただこんな時間に東京駅を訪れることは少ないので、ちょいと東京駅周辺を散策してみよう。
バスターミナル東京八重洲
東京駅の真ん前にある大型ビル・東京ミッドタウン八重洲の中には「 バスターミナル東京八重洲」がある。
ここからも全国各地へ高速バスが出発する。東京駅の八重洲南口から地下通路で繋がっていて、アクセスは容易だ。
ちょいとその場所へ行ってみると、

まぁあまり雰囲気はよろしくない。
壁側に寄りかかった10代〜20代ぐらいの人たち。

確かにバスは新幹線よりも安い傾向にあり、お値段を抑えめにしたい若年層が集まる。のだけども、それに比例するように雰囲気もあまりよろしくはない。もし家族連れで利用するとか、こういう雰囲気がちょっと・・・という人はお気をつけになられたほうが良さそうだ。
コンビニは意外と・・・
深夜バスに乗り込む際にコンビニで飲み物やちょっとしたお菓子、後はティッシュといった雑貨類がほしいという人もいるだろう。
東京駅周辺のコンビニをGoogleマップで見てみよう。
結構ある。のだけども、よーく見てみると東京駅周辺のコンビニは営業時間を23時までとしているところが大半で、24時間営業をしているのが先程ご紹介したバスターミナル東京八重洲内にあるファミリーマートぐらい。
23時以降にバスが発車する人からしたらちょっと厳しい。
東京駅内にあるコンビニ・ニューデイズも遅くやっている店舗でも23時までとなっている。23時前までに買い物は済ませておいたほうが無難だろう。

バスに乗り込む
バスの発車時刻が近づいてきた。発車案内にも自分の乗るバスが表示されている。「東北急行バス ニュースター9号」23時30分発だ。

バスは発車時刻10分前に到着。今回は7番のりばから発車。

バスの前にはすでに10人以上並んでいて、乗車案内をスタッフさんが始めると更にバスの前へもう5人並んだ。このバスは別に自由席とかではないのだけども、みんな速く乗り込んで涼みたい・寝たいのだろうか?
バスに乗り込む際、スタッフさんに「予約した際の名前」を伝える必要がある。
スタッフさんは予約者名簿を持っていて、「カワバタさんですね・・・」と探すのだけども、中々に見つけ出せずにいると「ここで無かったらどうしよう・・・」と思うのは夜行バスあるあるだと思う。
バス車内に入ってすぐの所に座席表がある。これを一瞥してから座席を目指したほうが良いだろう。ちなみに車内はキンキンに冷房が効いていた。これは普通にありがたい。

座席周り
座席に到着。今回は7Aという座席。まぁ普通の座席だ。

隣の座席との間隔はこんな感じ。手を伸ばせば簡単に当たってしまうし、人が通るには通路は狭く感じるが、この距離が隣に人がいないという意識をもたらしてくれる。

座席にはUSB充電ポートがある。タイプは「A」となっている。自分はというとタイプCしか持っていかなかったため使う機会は無かった。

座席前を見てみよう。車内が暗くて映りが非常に悪くて申し訳ないが、荷物入れとフックがあって、

足元にはドリンクホルダーもある。

このバスには座席との仕切りに使うカーテンが設置されている。乗車時点で窓側のカーテンが閉められていたので、通路側のカーテンを広げれば即座に個室空間のできあがり。

天井付近はレースになっていて、またヘッドレスト上には仕切りはない。もちろん立ち上がれば周辺からは丸見え。完全な個室空間ということではない。

天井にはエアコンの吹き出し口がある。7月上旬頃の乗車だったので冷風がガンガンに飛んでくる。バス移動の注意点はエアコンによる喉状態の悪化が引き起こされやすいところにある。ここは乗車している間はうまく付き合っていきたいところだ。
シートベルトは付いている。当たり前だが。

荷物入れには注意書きが入っていた。車内ではシートベルトをするように、禁煙であること、また非常時についての案内などなど。

座席の間隔はまぁ普通のバスという感じ。狭くも広くもない。ああ、夜行バスっ!という感じ。それ以上に表現のしようがない。
足元にはフットレストがついている。夜行バスに乗車している間は靴を脱いで、フットレストに足を置くというのが定番だ。それをすることによって足元の窮屈さを解消できる。
ただ、私は靴を脱ぐという考えが到着時まで無く、一度もフットレストを使うことはなかったのであった。
バス車内にはトイレがある。6Aの座席前にあるのだが、まぁこれまたバス車内でトイレを使おう!という気にはならなかったのでご紹介することはない。悪しからず。
23時30分、定刻により発車であります
23時30分。仙台行のニュースター9号は予約していた人たちが全員乗車したことを確認して、定刻で発車。

個人的なイメージでは夜行バスって乗り遅れる人が1人2人はいるような印象だったが、意外にもスムーズ。みんな時間を守って行動していた。
バスが東京駅前を発車。東京駅前にある東京ミッドタウン八重洲の文字と、

煌々と光る東京駅の文字がDJI Osmo Action 4が捉えていた。

東京駅前を発車したと同時に自動アナウンスが流れる。首都高速道路→東北自動車道を経由して仙台駅前、最後に東北急行バスの仙台営業所へ向かうという内容。また休憩は1回取ることがアナウンスされる。
そして落ち着いたバス運転手さんの「消灯します」という声と共に、バス車内はバチッと暗闇に染まった。

夜行バスで寝られる人を尊敬するわけでありまして
さて、バス車内には東武鉄道が提供する「TOBU Free Wi-Fi」が用意されている。一度の登録で到着まで使うことができる。

車内でWi-Fiを使うことができる時代に突入していて且つそれが当然なんだもんなぁ・・・と時代の進歩を真っ暗闇で思う。
このときは気付いていなかったが、バスは東京駅前を発車した後は首都高速道路の宝町から入っていったようで、途中ではスカイツリーの真横をすり抜けていた。

そんなことも露知らず。私はこう思っていた。
夜行バスの車内って暇だっ!
真っ暗闇になったらなったで、スマートフォンをビガビガと照らした状態で使うのは少し躊躇う。折角のWi-Fiなのにあまり意味がない。なら外を見ようとか!なんてカーテンを自分のスペースだけ開けるわけにもいかない。
夜行バスに於いて「自分以外に乗車している人へ不快感を与えたら申し訳ない」という気持ちが自然と行動を抑える。
選択肢は自然と狭まっていき、最終的には「しょうがねぇ・・・寝るか・・・」という判断を下すが、
まぁ人間そんな簡単に眠ることはできない。先程まで東京駅付近にいた人間がたった数分という経過だけで眠れるわけがない。
また座席のフィット感にも苦慮する。おっ!なんか行けそう!寝られそう!と思うと、なんか首元痛ぇな・・・と思い始めたり、背中に張りがあるな・・・と思ったり。
寝られねぇ・・・
と悪戦苦闘を続ける。ちなみに、カーテン越しにいる隣の座席にいた男性は発車して10分ぐらいで「スー・・・スー・・・」と小さないびきを掻いていた。
嗚呼っ!寝られないっ!
と思いながら、首を90度に曲げる体勢がどうやら自分でフィットしたようで1回目の眠りへ落ちていった。
羽生パーキングエリアへ到着
ぼんやりとした意識の向こう。その向こうでは何か優しく言葉が掛けられている。ただ、その言葉を何とか聞き取ろうと頑張るが一発では聞き取れない。
すると身体が睡眠状態から静かに覚醒。座席と窓の間に頭を突っ込んでいた。これが自分にとって今現在のベストな睡眠体勢だった。
覚醒した身体でムクリと起き上がる。運転手さんによるアナウンスが流れていた。
「羽生パーキングエリア、到着でございます。12時50分出発いたします。」
そのアナウンスが終わると同時に東京駅で葬り去られた明かりが車内に戻ってきた。目の奥に光が到達し、どこかツンと痛みがあった。
「外、雨が降っています。足元にはお気をつけください」
と運転手さんがアナウンス。はぁ、雨ねぇ・・・と思いつつ、「一回新鮮な空気を吸いますかね・・・」と重い腰を上げて、バスを出る。

土砂降りである。
メッチャ降ってんじゃん!
猛ダッシュするできるほどに身体は軽くはない。走ってんだか、歩いてんだか、よくわからない中途半端なスピードでトイレへ向かう。

時刻は12時30分。夜中。パーキングエリア内の売店・飲食店は残念ながら閉店中。しかし、ファミリーマートだけは日中帯と変わらない雰囲気が広がっていた。

羽生パーキングエリアは東北自動車道のパーキングエリアでは最も南に位置するそうで、ここを抜けると一気に東北圏内へ入る。また羽生パーキングエリアを出ると次の蓮田サービスエリアまで約22.5kmもある。

それも相まってか、なんやかんや人はいた。そして、夜中の12時30分頃という時間であるにも拘らず「ファミチキ」が売ってあった。そのファミチキを買う人もいっぱい。普段は高速道路にお世話にならない自分からすれば、新たな発見だった。
さぁバスへ戻ろう。バスから降りた時よりは空模様は落ち着いていた。ただ、如何せんバスまで遠い。小雨であっても十分自分を濡らすポテンシャルはある。

また重い体を揺らしてバスを目指す。

夜行バスの休憩時に注意したいことは「乗り間違え」だ。「仙台行」の文字を見ても安心してはいけない。自分が利用しているバス会社や便名は覚えていたほうが良いだろう。

と言っても寝起きでそれが判断できんのか?という疑問は残っている。
バス車内へ入ると休憩に行かない人が多数。みんな疲れているんだろうか?

いやいや、自分はというとファミリーマートでケーキを買ってきたというのに・・・この差は一体何だべね・・・?
夜行バスと闘いながら・・・
やっぱり寝られない。
ちょっと眠くなってきたなぁ・・・→スーと睡眠状態に陥る。これがバス内のサイクルだった。ただ、体感だと数分後に身体の節々が痛くなってくる。その痛みを逸らすために身体を捻る。
またスーと睡眠状態に陥る→数分後に身体の節々がetc…を繰り返す。身体の一部がピンポイントで痛む。私は思った。
夜行バスの中に自分を寝させない化物がいるんじゃねぇか?
と思うようになってきた。いや、本当に。変な考えだとは思うんだけど。
また不思議なもので、時計を見て「1:50」というiPhoneの表記を、前述の闘いをした後にもう一度見ると「2:10」という表記。
嘘だろっ・・・!?
時間が進んでないのである。寝られない、時間が進まないの2重苦。これがキツかった。
バスが停車する。どこかのパーキングエリアだろう。ただ、これは運転手さんの休憩。乗客は下車することはできない。

夜行バスと言ったら旅行を愛する人々のバイブル・水曜どうでしょうが有名だ。その中で大泉さんの発言に「逆浦島太郎現象」が出現する。
現象の内容は「寝ても寝ても時間が進まない」ことだ。当にそれだ。
もしもアインシュタインが生きていたならば、外の時間と夜行バスの密閉空間内の時間は果たして同じ時間が流れているのか?という内容で実験してほしい。
物理なんて1つもわからない自分だが、外の時間よりも夜行バス車内の時間は泥のように進みが遅いはず。
いや、証明はできないけど。夜行バス車内で生活したら、不老不死になんじゃねぇかな?
という変な妄想をしながら、眠れないこの空間に対峙する。
仙台駅に到着
寝てんだか、失神してんだか、はたまた死んでいたのか。それも曖昧なままに、バスはいよいよ宮城県内へ。

カーテンを捲り、カメラで外の空間を捉えると、太陽にゆっくりと照らし出されてい空が広がっていた。

真っ暗闇となっていながらも、カーテンの隙間から染みてくる外の光。そんな空間に「おはようございます」という運転手さんのアナウンス。

「長らくのご乗車お疲れ様でした」という言葉に、全くだよ。と合いの手?を入れたくなる。
カーテンの向こうには人気のない仙台市街。なんだか、長かったんだか短かったんだかよくわからない移動だった。

仙台駅・西口前のロータリーを掠めてバスは仙台ロフトとさくら野百貨店跡地の間に通る「青葉通」のバス停で停車。

これにてバス移動は終了。到着時刻は朝4時50分。なんと予定時刻の4時57分よりも早く到着した。バス運転手さんってすげぇな・・・と思いつつ、仙台駅を見上げる。

眩しいその姿に目が眩む。
まぁ選択肢としては十分ではないでしょうか
ということで仙台駅に到着。空にはカラスが悠々と飛んでいやがら。

最後に感想を述べてから記事の終了としたい。
今回の移動で感じたのは「寝れないのはやっぱりきつい」ということだ。
別に車内に不備があったとか、そういうことではない。この点に関しては自分が夜行バスに向いていない人間であるところを補足しておきたい。
乗車時刻は23時30分から4時50分頃まで。合計で5時間もない。「寝れるかなぁ?」と思っているところにバスはすでに到着するという点をうまく活用したいところだ。
イベントなどで体力を使い切ってから乗車すればぐっすりできるだろうし、何かしらの対策をしてから乗り込むことをおすすめしたい。自分みたいに「寝れない!」と苦戦してしまう。
視点を変えてみよう。23時ごろまで東京で予定があっても、翌日には仙台駅の始発電車が動き出す前に到着できるのは良いことだ。
東京で遅くまで開催するイベントにも対応できるし、仙台で昼間から開始するイベントにも遅れることなく参加できる。これはメリットとして受け止められるはずだ。
そして何より移動費だけで「宿泊代」を浮かせられることが大きい。
現在、週末のホテルを仙台駅前で確保するとなればビジネスホテルは8000円台からとなっているのが多い。全国的にホテル代の高騰が続く中、1万円近いお金が浮くというのは経済的に嬉しい。
新幹線料金の半額近くで移動できて、しかも宿泊代も浮かせられる。総計で1万円も節約できるはずだ。そうなればお土産も食事も良いものばかりになる。
ただ、その分トレードするべき点がある。それは前述の通り「睡眠と疲れ」だ。ここを妥協できるかどうかによる。
ということで深夜に蠢く夜行バスのご紹介だった。もしもこの記事があなたにとって役に立つようなものであったならば嬉しいことだ。
さて、このバスを降りた後に友人たちがやってくるのは朝9時。流石に4時間近い時間がある。なので仙台駅周辺をちょいと闊歩した。その記事はまた後日ご紹介したい。
