羽田空港の47番搭乗口、遠すぎて草

羽田空港の47番搭乗口、遠すぎて草

2025年9月21日

秋田に帰省することになったわけで、今回はANAを使って羽田空港から向かうことにした。

搭乗する日、羽田空港の搭乗口を確認してみると「47」と書いてあった。実際に行ってみるとまぁ遠くて草。という記事である。

羽田空港へいざ征かん

8月下旬。秋田へ帰省するわけだが、秋田への行き方は主に3つ。

1つ目は秋田新幹線だ。これがまぁ一番オーソドックスでデファクトスタンダードではないだろうか。

ja.wikipedia.org

次に夜行バス。東京駅や新宿と様々な所から秋田へ向かうことが出来る。大変便利ではあります。

そして最後に飛行機。JALとANAが就航している。秋田新幹線と比べるとチェックインや手荷物検査・預りなど色々とやることが多いので忌避されるような部分も否めない。

ただ、ここ最近はJALとANAが積極的にセールを行うようになり、お盆休み時期をずらせばANAだと「9250円」で秋田まで行けるというのだ。

よし!ANAで行くか!

と貧乏症を患っている自分はANAで向かうことに決めた。

ということで当日。羽田空港へ到着。

いつもはJALなんすよ・・・

お盆休み時期が終わった8月21日にやってきたが、ご覧のように人が多い。みんなズラして休みを取っているのだろう。

数年前のコロナ時期には人がいなかったというのに・・・

ANAアプリで運行状況と搭乗口を確認することに。

搭乗口にご注目

搭乗口は47番。だそうだ。

って、どこぉ?

47番って・・・どこだ・・・?

羽田空港の第2ターミナルはANA系列の飛行機が離発着することになっている。

第2ターミナルのフロアガイドをご紹介します。羽田空港旅客ターミナル公式サイトです。
tokyo-haneda.com

搭乗する際の手荷物預かり、サービスもANAの国内線を利用するのであれば第2ターミナルだ。

これまで何度も羽田空港を利用してきた中で、500番台の搭乗口を利用したことはある。

500番台はバスに乗り込んで飛行機まで近づき、直接乗り込むという少し変わった搭乗口と呼べんのか?という搭乗口だ。主に地方路線に充てがわれ、秋田のように本数が多いわけではない小規模な路線で500番台が指定されるような印象だ。

そんな羽田空港で47番というのは初めて見ることになった。一体どこなんだ?と思って保安検査場上に設置しているモニターを見てみることに。

ターミナル2・Aという文字とこれから出発する各便の案内が連なっているその横。ここに搭乗口が書いてある。

遠くね・・・?Aの保安検査場から「870m」という表記が。いやいや、陸上トラックより長いじゃん。山手線の西日暮里と日暮里駅間より長いじゃん。

どういうこっちゃ・・・?

なんか繋がったらしいっす

羽田空港第2ターミナルでは保安検査場から直接アクセスできる搭乗口の他に「サテライト」いわゆる別棟が存在した。

そのサテライトには前述の500番台搭乗口と同様に小規模路線が充てがわれ、サテライト利用者はバスを利用して移動する必要があった。

そんなサテライトが工事によって繋がり、バスを使わなくてもアクセス出来るようになった。という話なんだそうだ。

逆に66〜70番搭乗口はこれによって切り離され、国際線専用の搭乗口として運用されることになった。

ということで行ってみる

保安検査場を通る前に調べて、「へぇ」と思いつつ、でも遠いのは変わりねぇだろ!というツッコミを入れつつ、実際に行ってみることにしよう。

時刻は12時25分。14時発予定の秋田便を目指す。

保安検査場を通り抜けると様々な案内が存在する。もちろん47番搭乗口の案内もしっかりと記載されている。

ブレッブレッじゃねぇか

まぁ710mもあるけどね。

徐々に近づいていくと大きな数字がバンッと貼り出されている。なんか大きな分岐点に感じる。

間違わせねぇぞ!という圧を感じます

途中にはコンビニのセブンイレブンもある。意外と利用者が多く賑わっていた。ただ、中は普通のセブンイレブンと何ら変わりはなく、羽田空港らしさというのはあまり感じられなかった。

ブレッブレじゃねぇかパート2

ここで案内が登場。47番搭乗口近くに何かあるのかなぁ・・・と見てみると、

他の搭乗口より・・・何もない・・・

あんんんまり無い様子。まぁ出来たばかりだからしょうがない・・・のか?

サテライトだった搭乗口を端から見てみるとこんな感じ。ここと繋げた技術と逆になぜサテライトが存在したんだ・・・?という不思議さが交差する。

矢印の方向へ正直に体を動かすと、動く歩道が登場。真っ直ぐ伸びている。このまま東京都内へ突っ込めるんじゃね?というぐらいに真っ直ぐ。

動く歩道が無いとまぁキツイよね

48番に変更されました

歩いている途中でANAから通知が。内容は搭乗口の変更であった。搭乗口は48番。隣である。

47番搭乗口よりは近い

ということで48番搭乗口に到着したわけだが、搭乗口近くの窓がデケェのなんの。

搭乗する日の天候は快晴。青々しい空を眺めることが出来た。

バスで移動する必要があった時期は特定の人しか来られない場所だったこともあって、中はとても静かでソファの種類も多い。何なら他の搭乗口より落ち着いていて長時間いても苦にならない。という口コミを見つけたりした。

実際、この日は大阪・伊丹便や博多便、新千歳便と多くの人が利用する搭乗口とは異なって48番搭乗口は同じ羽田空港とは思えないほどに静かだった。

まぁ800m近く離れていれば静かですわな。という感じ。近くにはANAの売店「ANA FESTA」もしっかりとある。

ただ、他の搭乗口と比べて飲食店が立ち食い寿司だけと少ないのでもっとあったなら嬉しいかなと。しかし、静かな空気を感じながら搭乗時間を待つというのも良きかな。という気もするなぁと考えながら飛行機に搭乗した。