時速320kmで東北新幹線が過ぎ去る水沢江刺駅に行って、写真に収めてぇ

時速320kmで東北新幹線が過ぎ去る水沢江刺駅に行って、写真に収めてぇ

2026年2月に行ったのを5月に記事にするというね。

新潟でカレー食って仙台までやってきました

この日はJR東日本が2026年2月から3月上旬まで発売していた前線乗り放題きっぷ「キュンパス」を使って色んな所に行っていた。

まず、大宮から昼ごはんを食べるためだけに新潟へ。食べに行ったのは「バスセンターのカレー」これのためだけに新潟へ。そして滞在時間は2時間程度で新潟の地を去った。

その後、新潟から大宮を経由して新幹線だけで仙台までやってきた。

昼10時に移動を始め、気付けば18時。8時間近くを新幹線の中で過ごしてしまった。明らかに異常者の行動である。が、それ以上に移動し続けた人たちが北海道で人気になっていたんだから、弱音を吐いてはいけない。

ここから行きたいところがある。そこは東北新幹線が最高速度320kmで過ぎ去っていくという水沢江刺駅である。

東北新幹線が320kmで眼の前を過ぎ去る・・・果たしてどんな光景が観られるのだろう。

時刻は18時。牛タンだ笹かまぼこだずんだ餅だ、と名物を全てスルーして仙台から更に北上する。

仙台始発盛岡行の「やまびこ」に乗って

目的地となる水沢江刺駅は岩手県奥州市にある新幹線単独の駅である。

ja.wikipedia.org

日中帯だと各駅停車タイプの「やまびこ」だけでしかアクセスできないが、朝・夕の時間帯になると速達タイプの「はやぶさ」が停車。仙台駅から約41分ほどで到着する。

そんな駅に仙台駅から向かってみよう。と思って、次なる新幹線を観てみればなんと、「仙台駅始発で盛岡行のやまびこ」が停車していた。

OUT OF SERVICEばかりの12番線に輝く99

なんて・・・短い新幹線なんだ・・・!

18時14分に仙台駅を出発し、盛岡駅まで全ての駅に停車して19時28分に到着する。

このやまびこは土休日だと運休になる。なぜこの新幹線が運転されているのかはっきりとはしないが、東京から新青森までずっと需要があり続ける夕方ラッシュ時間帯に仙台から各駅まで向う人向けに設定された新幹線・・・なんじゃないかなぁ・・・と推測している。推測ですからね!そこんところよろしく頼みたい。

車内に入るとその推測が合っているのか?指定席に座ってみると意外と利用者は多かった印象だ。ただ当時はキュンパスがバリバリに使えた時期であり、加えて自由席も設定されているので、もっと需要は時期によって変化すると思われる。

なんか撮ってみた。バターチキンみてぇな色になっちまっただ

年に数回は秋田に帰る際に秋田新幹線を使う機会がある。ただ、秋田新幹線は速達タイプの「はやぶさ」と連結されるため通過する各駅は今までじっくりと観たことはない。なので車窓にかぶりついて観てしまった。

古川駅ではクソデカAPAの文字と強く訴えてくる萩の月を見届けたり、

くりこま高原駅では結構多くの人が降りていくのを見届けた。

くりこま高原について、YouTubeでコメントしていただきありがとうございました。

観光地でもある一ノ関駅に到着。ここでも多くの人が降りていった。みんな仙台で働く・勉強する人たちなのだろうか?

東海道新幹線だと東京〜名古屋〜大阪の需要というのは当然のように多いだろうけど、盛岡〜仙台間の需要も高いことを知れた。

そんな感じでかぶりついていると気付けば水沢江刺駅が真正面に近づいてきた。

水沢江刺駅に到着。

水沢江刺駅に到着する前の車窓は・・・真っ暗闇だった。正直なところ、GoogleマップやAppleマップが無ければ「あたしは今、どこを走っとるんかい?」的な感じになりかねなかった。

そして到着。

水沢江刺駅に到着するとホーム上には聞き慣れた音楽が。大瀧詠一さんの名曲「君は天然色」である。

これがまた良い音色で、じっくりと聞きたいねぇ・・・と思いたいところだが、すぐホーム上には自分と駅員さんだけしかおらず。降りていった人はみんな足早に改札へ向かってしまい、ホーム上には気付けば寂しさが広がっていた。

さて、ホームを散策・・・と思っている所に列車の接近放送が鳴り響いた。

ここ水沢江刺駅は天井を覆うような構造になっていて、放送が鳴るとホーム全体に轟くようになっている。正直、その時間はディストピアもディストピアな空間である。

接近放送の内容を聞いてみると停車せずに「列車の通過」と来た。降り立った瞬間に早速メインイベントが発動。時速320kmで過ぎ去る東北新幹線をNikon Zfで収めようではないか!

この時、私は「流し撮り」をしたい!と思ったのだ。

動く被写体(車、列車、人など)を追いかけながら低速シャッターで撮影し、被写体は止まって見え、背景が流れるような躍動感ある写真を撮る技法

Googleより引用

流し撮り・・・やるしかねぇ!

ミスったぁ!

ただ真正面からキレイに撮っただけじゃねぇか!しかし、流しどりって・・・ムズいのよね・・・

画像で見るとスピード感が無いように見える。それでも現実はものすごい。この通過は耳をつんざくかの如く、眼の前を16両繋がっている列車が目の前を過ぎ去った。駅の先を覗くと、漆黒の闇に気付けば東北新幹線は飲み込まれていった。

それをフルサイズカメラで抑える・・・のは難しい。

駅散策

通過列車を(一応は)捉えられたので、駅周辺を散策していこう。

階段へ差し掛かると「行くぜ函館!来たぜ東北!」の看板。岩手県の新幹線駅から北海道の函館近郊まで行けるんだから、凄いよねぇ。

時刻表が設置されていたので、見てみよう。

2026年2月当時のものです。現在とは異なる場合があります。

朝と夕の時間帯以外は原則1時間に1本。東海道新幹線と比べれば運転本数に大きな差を感じてしまう。

改札を出てみると券売機が。ただ、JRの駅と異なって新幹線単独駅なので近郊乗車券を発売する券売機ではなく指定席券売機が2台設置されている。また1台は話せる指定席券売機というオペレーターと会話しながら発券できるものとなっていた。

おじさんがスゴく手こずっていたのが思い出です。

水沢江刺駅の外へ。

出てもやることがねぇんだ!

ただ出た所でロータリーがあるだけで、スーパーやコンビニがあるわけではない。写真に収めるにも完全に淋しい空間が広がっていた。地図を見てもらえば分かる通り、新幹線駅以外にあるのは住宅と少しばかりの工場だけ。利用客は・・・限られているかなという印象だ。

そんな水沢江刺駅だがホーム内にはお土産屋さんもあるし、何なら「そば処 水沢江刺」がある。

そば処なのにラーメンが上にある。いいねぇ

そばだけでなく、うどんやラーメンも取り扱っている。食べたいねぇ。と思っても営業時間は10時から15時まで。5時間しか食べられない。さみしい話である。

Suica使えますよ

新幹線の間隔が前述の通り1時間に1本ペース。なので、それ以外の時間は必然と人が居なくなる。

駅員さんも奥に下がって作業していた

待合スペースもしっかりと用意されているし、観光案内所もある。その中には大谷翔平選手のサインなんてものも飾られているらしいが、当然のように閉鎖時間となっていて中を見ることは出来なかった。

もう1本通過を見る。

仙台にホテルを用意しているので、東京行きの新幹線に乗りたいのだが、

次の新幹線は20時12分。この時点で19時57分、まだ10分以上ある。そんな中で通過列車が通るという放送が鳴り響いた。これはもう一度チャンスである。

最早流しどりじゃない。人間勉強しないものである。

帰る

ということで、まぁ収めるのには失敗しました。

ただ、まぁ眼の前を過ぎ去る姿は驚きの連続だ。ホームには通過時の注意書きが書いてあるほどだ。

お荷物が飛ばされたらもう東北新幹線は動けませんよ。

風が圧されている。ブワァっ!と新幹線が空気を押し込んできながら、水沢江刺駅に進入してくる姿はまさに文字通りの圧巻。

ぜひ皆さんも動画でも良いので体験してほしい(押し売り)。

ちなみに帰りの新幹線には到着5分前になると10人ほどホームに人が登場。

この人たち・・・どこから湧いて出てきたんだ・・・と思いつつ、仙台へと戻るのであった。

ちなみに仙台には21時ごろに到着したので牛タンは食べられませんでした。クソぉっ!