ホテルパールシティ仙台に泊まった

ホテルパールシティ仙台に泊まった

2024年10月9日

「ホテルレビュー」とか「宿泊記」とかをGoogleの検索窓に入力してみれば、出てくるのは高級旅館や高級ホテルばかり。

違うんだよ!なんか手が届きそうで、別に西成みたいなドヤ街で泊まるようなとは違う普通のホテル宿泊記が見たいんだよ!

と長らく思っていたので、自分でやってみます。

今回は仙台へ行く機会があったので、一泊。今回は「ホテルパールシティ仙台」に宿泊しやした。

ちなみに同日はこんな所に行ってました↓

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ホテル情報

場所

9月21日の金曜日にホテルパールシティ仙台に一泊。

ホテルパールシティ仙台【hotel pearlcity sendai】は、仙台駅から徒歩12分、市営地下鉄東西線「青葉通一番町」駅下車徒歩約3分のビジネスや観光…
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今回のプランは、喫煙タイプの部屋でシングル。朝食プランはなし。

ホテルパールシティ仙台は仙台駅から歩いて15分程度、近くには仙台市営地下鉄・東西線の青葉通一番町駅があり、駅から歩いて3分程度で到着するという場所に位置している。

値段

宿泊した9月21日では仙台駅周辺のホテルでは軒並み1万円近い値段がホテル予約サイトで表示されていた。

例えば、仙台駅から歩いてすぐの所にある「アパホテル仙台駅北」では9500円近く、東横イン仙台駅東口だと8900円という値段。

3連休開始目前の金曜日で値段が高いのしょうがない…。と諦めが付きそうな中で、ホテルパールシティ仙台では「6700円」という破格の値段を表示していた。

安すぎませんか…?と逆に不安になってしまう。

仙台駅前を指定し、もう5000円台へ頑張って下げていくとしよう。するとどうだ、カプセルホテルが登場してきたり、仙台駅前といえないホテルまで表示される始末だ。

それらのホテルを差し置いて6700円という数字をバンと叩き出し、予約サイトに表示されている。れっきとした仙台駅前付近にあるホテルであることから「なんかあるんじゃ…?」と正直に受け取れない。ただ、値段の安さには敵わず気づけば予約ボタンを押下していたのだ。

チェックイン

ホテルに到着した時間は19時前。仙台駅から歩いて向かった。

大通りに面したホテルは大きく看板を掲げていたり、入口が如何にもホテルだと見分けが付くの。ただ、今回のホテルは近くにアーケード街の「サンモール一番町」があるからか面している道が裏通り感が満載、街頭も少なく前を歩いている人の輪郭が薄まるほど。夜中に歩くのは少々躊躇いが出そうだった。

*ホテルの真横には「ろうきん」「NTT東日本」「太陽生命」などのビルが並んでいるので決して人が通っていないわけではない。車通りもなんやかんや多い。

ホテルの入口に立つと、入口の隅が少々ボロボロであるのが分かる。

外観。画面の中央にある入口がホテルの入口

壁にも少しヒビが入っている。

ロビーに入ると暖色系の照明、入口真っ直ぐのところにフロントがある。

チェックインを申し出ると宿泊者名簿を書くように言われる。書き終わると部屋の鍵を渡される。鍵は物理鍵。ただし、部屋はオートロックだから注意してほしいと説明を受ける。

エレベーターに乗り込んで、部屋へ行く。部屋の場所は4階の一番奥、角部屋だった。

古さが否めないホテルであるが、エレベーターには画面が組み込まれている。不思議だ。

部屋

扉に鍵を差し込む。左に回して押し込めば、鍵も扉も開くというタイプ。

部屋に入ると喫煙タイプの部屋であるのを考慮しても、強いタバコのニオイが鼻腔をくすぐる。

引き出しが出ているが、入ってからこんな状態

自分は喫煙をしない人間だからというのもあるだろうが、部屋の壁に染み込んでいるんだろうか、タバコのニオイが隅々から発せられているような気がした。

そんな部屋だが、残念ながら空気清浄機は無かった。

ベッドは固め。薄手のシーツ。当日の仙台では雨が降っていて、少々肌寒さを感じたが、部屋はジメジメとしていた。早速、部屋のエアコンを。とおもむろに探し出すと、壁にこんなのが。

設備の古さはどことなく感じていたが、ハイ・ミッド・ローと3種類から選択するタイプだった。
うーん。レトロと捉えるべきかどうか、難しい。

テレビは薄型テレビ。地上波とBSが視聴可能だ。

冷蔵庫はよくある四角形タイプの冷蔵庫。7段階で冷蔵、ホテルに入った時点ではオフになっているので自分でつまみを回す必要がある。ちなみに、5以上じゃないと飲み物が冷えないかな?という感じ。

近くにあったファミリーマートのミネラルウォーター2リットルを入れてみた。十分?なサイズな気が

コップや湯沸かし器などは常備されている。

見た感じキレイそうではある。

ユニットバス

トイレはウォシュレット付きだが、後付なのかウォシュレットの接地感が不安定かなと思う。

さて、ここで一つ愚痴にお付き合い願いたい。
トイレの流しについてだが、ここが一番気になったところである。

トイレの後方にレバーがあり、それを下げると水が流れ出す。のだが、その流れる水が弱すぎる。

小については問題はないだろうが、大の場合が全然流れない。かけ湯かよっていうぐらいに優しい水しか流れない。そして、ずっとあるという状態。

部屋各々の問題だとは思うのだが、これはいただけない。

だって、ある状態でシャワー浴びたいですか?っていう問題である。自分がシャワーを浴びていて、あいつもシャワー浴びているようなもんですよってに。

ぜひ、ここは直してほしい。

シャワーは、知る人が見れば「あーこれね」というタイプのやつが付いている。花王のマークのあいつがこちらを見て笑っているので、花王製品のものが使われているはずだ。

シャワーヘッドはじっくりと見てみると古さが滲み出ている。黄ばみがあるなぁという感じ。

遮音性

部屋のベッドに寝そべっていると、扉の方から廊下の話し声が聞こえる。

扉の向こうから、男性同士の会話。〇〇さんのせいで、進捗がどうたらこうたら…

テレビの音量を付けた状態であれば、消えてしまいそうなほどに些細な声ではあるのだけど睡眠時だと気になってしまうレベル。

話し声を聞きたいわけじゃないのに、耳をすませば聞こえてしまう。どうやら廊下で今日の仕事について語っているようだった。思わず廊下に出て「大変でしたねぇ」と労いたいほどだった。

外からの音については車の走行音というのは気にならなかった。

ただ、ホテル後方にある立体駐車場からの走行音が気になった。これは場所によっては聞こえないだろうが、注意したい点だ。

チェックアウト

ということで、翌日9時にチェックアウト。

今回のホテルで思ったことは、カプセルホテルに宿泊したくはないが、チェーン店のホテルには手が出ないという人には向いているような気がする。反対に古さが気にかかる人にはあまり向いていない。

泊まっている人たちをロビーで観察していると出張で来たんだろうなという感じのサラリーマンを見かけた。他のホテルよりも比較的に安いため宿泊費を浮かすには絶好の場なんだろうか。

今回のレビューがあなたの旅行に役立ったのであれば、これ幸い。ということだ。