新潟にも色んな人が居るんですなぁ
久々の写真特集です
今回は大宮から新潟まで「鈍行で行けば楽なんじゃね?」というあまりにも能天気で新幹線という文明の利器を捨ててまで遠巻きに面倒な遠距離企画を打ち立てた。
結果としてまぁぁぁぁ面倒だね。というそりゃそうだろ的な結果を手に入れて進化を続ける新潟に降り立った。

おつかれムードの中、あのカレーで有名なバスターミナルをも通り過ぎて今回の宿泊地であるアパホテル新潟古町にCHECK-INをした。
新潟駅から歩いて1km以上もあるという場所だ。正直、普段の旅行だったならば選択肢には上がらない。だって、遠いんだもん!というところだが、今回は意図がある。
それは萬代橋に近い。ということだ。
萬代橋ってなんだっぁあ!?
萬代橋は新潟駅から歩いて約1km近くのところにあり、国道7号線上にある橋だ。
にいがた観光ナビによれば
国道に架かる橋としては東京・日本橋に次いで2番目に国の重要文化財に指定されました。 橋の上からは信濃川や新潟市街を一望でき、昼間はもちろん、夕景や夜景、ライトアップされた姿も見どころです。 信濃川沿いの遊歩道「やすらぎ堤」から眺める萬代橋は新潟を代表する景観として親しまれています。
ということらしいのだ。なーる。
実際にここに来てみるとかなり大きいのだ。始点が新潟駅でバスターミナルや百貨店がある万代エリアと商店街や金融機関が集まる古町とつながるメインストリートの上にあることから、昼夜問わず多くの車・人で賑わっている。
これまで私の人生で新潟はこれで4回目の探訪である。
ただ、その中で一度も夜景を撮ったことがない。最新の訪れであった2026年3月にJR東日本が発売した「キュンパス」を持ってしても夜に訪れることは叶わなかった。いや、そりゃあカレー食って2時間で立ち去れば夜景なんて見れやしないのは当然なのだが。
新潟の夜を逃した
ホテルにCHECK-IN!!!!した後、今回撮影した動画をチェックしたり、アパホテルで見放題であるVOD(ビデオ・オン・デマンド)を通して性の勉強をしたりしていたら、気付けば20時半。体には鈍行旅行をした影響からか眠気が訪れていた。
流石にこれまで稚内でマクドナルドを食ったり、小倉まで来て「資さんうどん」だけ食って帰るようなキテレツな行動をしまくっている自分だが流石に一泊した状態で夜を見ないのはもったいなさ過ぎる。体にムチを打つように部屋を飛び出した。
で、近所のラーメン屋さんに飛び込み営業よろしく普通にラーメンを食した後にショッピングモールのラブラ万代のイオンフードスタイルへ。
新潟の名物でも買っておくか・・・とサラダホープを買ってみた。まぁ夜食動画もあるから、ごらんなさって・・・というかカワイイ女の子とかイケメン俳優が食うならまだしもこういうのを出すのってもう控えた方が良いよな!と思っていたり、思わなかったりしている。
しかし、夜の新潟はかなり綺麗であることがこの日に気付いた。気づかせてくれたのは前述の萬代橋である。
萬代橋の麓で
萬代橋の綺麗に整備された遊歩道をゆっくりと歩く。空も地面も暑かったこの日の空気が肌にぶつかってくる。しかし、川に沿って走ってきたことからか少しだけ温度が下がっているような感じがした。
欄干にNikon Zfを置いてブレがないように萬代橋を捉える。ファインダーから見える萬代橋は綺羅びやかで見惚れる。

これは綺麗だ・・・!

歴史を感じるアーチ橋。そこに橙色に輝く照明。これを撮り逃していたのかぁ・・・!なんて勿体ないことをしていたんだ!
と思いつつ、場所を変えてみる。今度は橋を左に据えて撮ってみる。

やっぱり画になるねぇ!
ちょっと最近ですね、Nikon Zfの使い方がわかってきたようでして。いつもシャッター速度モード(シャッタースピードを自分で決め、カメラ側でF値を自動調整)するモードを長らく使ってきたが、ここ最近はマニュアルモードばっかりで撮っている。
やっとである。カメラの構造・撮り方がやっとこさわかってきた。そうなると撮る方も楽しい。もう何枚も撮っちゃうぜ!
・・・と思っていると橋の方からとある声が轟いてきた。
「もううるさいよ、あんたら!」
シュッキョウです
橋の始まり部分。そこでオヤジさんの声が響いた。もうすぐで眠りに付きそうな夜の新潟に轟く声はあまりにも不似合いだ。人気も少ないこともあり、その声に目を向けているのは萬代橋では多分、自分だけのはずだ。
オヤジさんの周りに女性が3人。その集団を自分は見掛けていた。
新潟駅に到着し、ホテルのある方面へ歩いている途中のことだ。それこそ場所はラブラ万代の交差点近くで横断歩道を挟んだ向こうに3人の女性が並んでいた。中央の女性は新聞紙サイズの用紙らしきものを持っていて内容物を読み上げている。結構大きな声で。
残りの2人はドローン攻撃か!とツッコみたくなるほどに縦横無尽に動き回り、歩いている人に近づいては何やら小言を言っているではないか。
自分も信号が青になり進行する。すると人の動きを察した2人の女性が「特集号を配布しています!このままでは国が衰退します。ぜひご覧ください!」と声を掛けてきた。
まぁここまで書いたならばお気づきの方もいらっしゃることだろう。この記事ではどこぞの団体なのか?までは書かない。だって怖いからね!
その団体は東京近郊ではかなり有名だ。勧誘行為に勤しむがあまり、上野駅や大宮駅といったターミナル駅で鉄道ファンになりすまして近寄ってくるという行為や加入するまで帰さない監禁行為のそれをしてまで活動を続ける「武闘派」でもある。
そんな人達が新潟に居たのである。
それでも撮る
多分だが、そのオヤジさんはその3人の女性に声を掛けられたのであろう。黙って見過ごせばいいのにと思いつつ、オヤジさんの声を聞きながら写真を撮る。いわゆるBGMというやつだ。
ちょっとここでは長時間露光にでもチャレンジしてみるか!と思い立った。
長時間露光とはカメラのシャッターを数秒から数分間長く開き続け、光をたくさん取り込んで撮影する技術である。
今回撮りたい画は「橋の上を通る車が発するライトが一線を描くようなもの」である。ということでやってみることにした。

眩しッ
大失敗である。いやいや、まだまだだなぁと実感する。
さてその時、オヤジさんはというと「お前らは何もわかってねぇな!」と叫んでいたように思える。そこに女性3人組が当に徒党を組み「いやこの教えを守ることで〜」とそういうスポーツがあったらめっちゃ強いよね?というぐらいに連携がうまい。しかも食い下がらない。国会の予算委員会でもそんなラリーはないはずだ。
続いて自分はというと、光量を意識してみることに。

狙いの通り「橋の上を車が走行」をしている最中に撮影することができた。それもあり、橋の上に綺麗なカラフルな横線が引かれた。
さて、オヤジさんはというとまーだ3人に囲まれていた。多分だが「これを読めばわかります」的な展開になったのだろう。女性3人組は「〜の教えに則ればですね、みんな幸せに」という話になっている。
もうオヤジさん、一緒に写真でも撮りませんか?と誘っちまおうかしら的な思いを抱くほどに何とも哀れである。

もっと練習しなきゃ
ということで20分ばかし萬代橋と対戦していたが、

納得のいく写真は撮りきることはできなかった。
またオヤジさんは気付けばその場から去っていた。残っていたのは女性3人組だけだった。というか、夜9時10時だというのに健気だねぇ・・・と思ってしまう。そんなパワーがアレば宗教に頼らずとも生活はよく出来るんじゃ・・・・いやそんなことは言ってはいけない。
さて、一度その3人の前を通る必要がある。そうしないとホテルへ帰れない。オヤジさんのように3人がゾンビ映画のように襲いかかってくるやもしれん・・・と身構える。
・・・・来なかった。
何でだ!
オヤジさんと同じように新潟の萬代橋に叫び声を轟かせる一歩手前。本当にあの人達の生態というのは・・・よくわからない。


