まぁ下調べしなかった私が悪いというかですね・・・まぁ終わったことなんでね・・・
ピクサーの世界展がやっていたんです
「ピクサーの世界展」は2026年10月12日をもって終了しています。
2026年10月中旬ごろまで東京・豊洲で「ピクサーの世界展」が開催されていた。
今回はそれに行ってきたのでレポートを御覧いただきたい。
ピクサーの世界展とは、ディズニー作品の「トイ・ストーリー」や「モンスターズ・インク」「Mr.インクレディブル」「カーズ」などといった人気作品を作り出したアニメーション制作会社の「ピクサー」にスポットを充てたイベント。
内容としてはピクサーが世に放ったアニメの世界観に没入できるというもので、10月12日まで開催されていた。
自分はピクサーの作品は数多見てきた。その中でもトイ・ストーリーは子供の頃から見てきたし、最近公開された「トイ・ストーリー5」も公開日に観に行ったほどだ。
そんな世界に入れるイベントかぁ⋯行ってみてぇな!
ということで豊洲へ。
「ピクサーの世界展」が開催されていたのはCREVIA BASE Tokyo、2025年3月8日にオープンした体験型エンターテインメント施設だ。
チケットは3900円からとなっていて、朝早い時間からだとチケット料金は高め〜夜遅いと値段が下がるという方式が取られていた。
自分はお金も一緒に観に行く人もいなかった⋯ので18時30分からのチケットを予約した。
最終日直前の水曜日に訪れたこともあって、同じ時間で入場する人たちでゴチャゴチャしていた。

入場してすぐのところではピクサーの世界展に来たことを記念してなのか、記念写真スペースが用意されていた。
自分は⋯まぁ深くまでは詮索せんといて⋯という気分である。
会場内へ
会場内に入るとどデカい壁にルクソーJr.が。

こりゃたまんねぇ!と思い立って写真を撮っていると、すぐ横にも大きくキャラクターが。

そしてピクサー作品には必ず出ているというピクサーボールも展示されていた。ワクワク感がここで増大になってきた。

会場内は当にピクサーの世界に入り込んだようなもの。
「カールじいさんの空飛ぶ家」の家の上には確かに大量の風船が用意されていた。別に絵でもいいのにねぇ、細かい再現が仕組まれていて、思わず「おおぉッ」と驚嘆な声を上げてしまいそうになる。

モンスターズ・インクの部屋では子どもたちの部屋につながる扉やパワーを貯めるタンクも。映画では軽々しく扱われていたタンクだったが、大人の下半身ぐらいの高さまであり重たさが見て取れる。

トイ・ストーリーのアンディの部屋も再現されていた。自分がおもちゃになったような空間に仕上がっていて、棚や物入れなんて巨大サイズ。確か映画ではウッディが飛び降りたりしていたが、人間だと骨折どころじゃねぇぞ!というような高さに仕上がっている。

「レミーのおいしいレストラン」のレストランまでも綺麗に再現されていた。調理に使うであろう食材やレストラン内の再現も細々に仕上がっていた。

もうそれはそれは楽しい空間であった!
とは言っても
楽しい空間だった。これは嘘偽りなんてない。ただ、気にかかる部分が非常に多い。さて、ここからは角度をグイッと変えて、かなりネガティブなものとなっていくのをご承知願いたい。
今回の「ピクサーの世界展」ではとあるものをベースに自分で期待値を高めていた。それは東京・豊島園にあるハリー・ポッタースタジオツアーである。
このスタジオツアーではハリー・ポッターを撮影・製作する中で必要な小道具やセットなどを展示していて、ハリー・ポッターの世界に入り込むような体験ができる。今回のピクサーの世界展と似通っているようなコンセプトでもある。
ハリー・ポッタースタジオツアーで自分はかなり楽しめた。おぉ!映画の世界に入り込んでいる!と楽しかったものだ。
それを自分は⋯ピクサーの世界展に求めてしまった。
製作の過程であるとか、キャラクター誕生の秘話、そしてピクサーが送り出してきた世界に入り込んで・・・というのを自分は求めた。
いや、コンセプトとしては「ピクサーの世界に入り込んだような没入感あるイベント」であることには間違いない。のだが、この没入感が自分が想定する方向とは違う方向を向いていた。
期待値が高すぎた
会場に入場してすぐに「記念写真スペース」が用意されていた。
「皆さん、ピクサーの世界展へようこそ!折角なので記念写真をしましょう!」的なものだ。東京ディズニーリゾート紛いなことを豊洲で実行されていたのだ。これがねぇ・・・まぁ厄介だった。
入場してすぐの撮影は基本的に全員参加だ。断れない雰囲気がプンプンとする。自分は別にピクサーの世界を観に来たのであって、ピクサーの世界展を利用した記念写真を撮りにやってきたわけじゃない。
正直なところを申し上げれば、展示会である「ピクサーの世界展」にどうして写真撮影というのが存在するんだい?という気持ちが生まれた。会場内の雰囲気と自分が期待していたものとは異なる方向を向いているをここでやっと実感した。
ただ、その感情をも露知らずに陽キャグループ・カップルは綺麗に写真に収まっていく。みんな写真に収まるのが得意なのねぇ・・・と思ったりする。
ちなみに自分は1人で来ていた女性がこの撮影を綺麗にスルーしていたのを見たことで「じゃあ自分も・・・」と後を追うように写真撮影は回避した。
行列
記念写真撮影を回避した後、ピクサーの世界展では確かにピクサーによる世界が広がっていた。ピクサーの世界展では各13の部屋が用意されていた。各部屋には当に映画がそのまんま現実になったような空間に仕上がっていた。トイ・ストーリーを始め、カーズだってあったし、ファインディング・ニモもあった。
前述の通り、細かいところまで再現された等身大キャラクターや作品内に出てくる小道具を見ていると確かにピクサーの世界に浸っている気分にもなった。

ただ、その世界に見合わないものがあった。それは行列だ。
各部屋を進んでいくとそれぞれの部屋で中心的なキャラクターの前には行列が出来上がっていた。行列を作ってまでやりたいこと。それは「キャラクターと共に写真を撮ること」であったり、「その空間と一緒に写る」ことをみんな求めていた。
カップルであることを誇示するためか体を寄せ合う男女や決め顔を見せる女性グループ。
みんな楽しげなんだ。でも、もうこれを見た時点で自分の求めている場所ではないなと落胆した。
自分はこの世界が生まれた経緯を知りたかったし、もっと浸りたかった。でも、この空間はそっちを向いていない。
ピクサーの世界を見たいのであって、ピクサーの世界を使って写真撮影をしに来ている人を見たいわけじゃない。
実際に等身大のキャラクターに近づいてじっくりと見たくても、他の人が近づいてきて決めポーズをしていると「あっすみません・・・」と一歩下がって結局申し訳なさが勝りパット見で終わってしまう。

写真撮影のために行列へ並んでみるか・・・?と考えるが、多くの人は2人以上で来ている。自分みたいにお一人様がわざわざ並ぶ必要なんてない。自分はスポットを見て、感動して良ければ写真を撮りたいだけ。

写真を撮るためだけに並ぶのもバカバカしくなりその場を離れる。それを繰り返すと気付けば全ての部屋を通り過ぎていた。
京都の有名なお寺にやってきたは良いが、肝心のお寺が人だかりで見えなくて・・・嫌気が差して適当に進んだらもうお寺を出ちゃっていた。そんなのに近い。
オペレーション
最終日直前ということもあって駆け込み需要というのもあったはず。それもあって、会場内はゴチャゴチャしている印象だった。
またこの会場でのルールとして「次の部屋に進んだら、前の部屋には戻れない」というのがあった。そのため、じっくりと観たい人と撮影に夢中な人とで部屋の中はごった返しになってしまう。

それに加えて、「次に進んでください!」と叫んでいるスタッフさんの声掛けにも応じる人は少ない。だってみんな写真を撮りたがっているのだから。更に進行ルートがあやふやという有様だった。
もう導線が用意されていないも同然だった。
結局、その空間が嫌になって13の部屋をパパっと写真を撮り過ぎ去ってしまった。ちなみに写真は24枚しか撮っていない。
グッズ
グッズも非常に乏しいものだったと言わざるを得ない。
何かピクサーにまつわるグッズでもあるかなぁ・・・と最後の最後まで期待していたが、ピクサーの世界展と書かれたエコバッグであったりマグカップであったり。
何だか場当たり的なグッズばかりだなぁとこれまた落胆する。
じゃあトイ・ストーリーやカーズとかキャラクターにまつわるグッズでもあるかなぁ・・・と思っても、別に限定品でもない商品が多く陳列されているだけ。
うーん・・・最後の最後まで期待値には届かなかったなぁ・・・
ピクサーボールのクッションが売ってあり、これはピクサーの世界展でしか購入できないということだったので購入することにしたが・・・
ピクサーボールが無かったら本当に何のためにやってきたのかわからなくなるところだった。
何だかもったいない気がした
18時30分の入場だったのが、出場したのは18時55分。予定よりも早く会場を飛び出してしまった。
当時の悔しさがあまりにも募りすぎてTwitterないしXでは
ピクサーの世界展というよりピクサーの世界を利用してSNS映えをしたがる人間展だったな・・・
— カワバタテツヒロ (@tetsudakawayuhe) October 7, 2026
なんて投稿してしまった。
いや、やってきている人たちには罪はない。自分が勝手に高望みをして得られたものが、想定外なものだった。それだけだ。しかし、あまりにも自分が望んだ世界とかけ離れすぎていて、残念でしょうがなかった。そんな感情を投稿してしまうほど落胆した。

豊洲駅まで歩いている途中、ピクサーの世界展を楽しむ方法は無かったか?と自問自答したのだが、あまりにも高い期待値に近づくことさえ無かったピクサーの世界展に悲しさばかり募らせてしまった。
ないものねだり、しすぎたかなぁ・・・と思いつつ、まぁ黙ってディズニーランドに行け!ということなのかなぁ・・・と豊洲の夜景を眺めながら、使うタイミングが減ったカメラをカバンにしまって前へ進んだ。

